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クライアントの起動
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eXistのクライアントには、SwingベースのAdminクライアントと、ブラウザベースのWebクライアントの2種類があります。Adminクライアントでは、eXistが持つすべての管理機能を利用することができるため、本連載ではAdminクライアントによる操作を説明します。
なお、Adminクライアントでは以下の操作をすることができます。
- XMLのコレクションの作成・削除
- XMLデータのアップロード
- コピー・リロード・リネーム・索引管理、トリガ管理
- ユーザ管理
表1:Adminクライアントの主な機能
Adminクライアントを起動するには、以下のコマンドを実行します。
/usr/local/eXist/bin/client.sh
Windowsでは、「スタート」メニューに登録されている「eXist XML Database」から「eXist Client Shell」を選択し、実行します。
Adminクライアント起動すると以下の画面が表示されます。

図2:Adminクライアントの画面 (画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)
「OK」ボタンをクリックすると、adminユーザでデータベースに接続することができます。
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パスワードの設定
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インストール直後の管理者権限は、Usernameが「admin」、Passwordは空文字列となっているため、ログイン後にはパスワードを変更しておくとよいでしょう。
「Tools」メニュー内の「Edit Users」を実行するとユーザ管理画面が表示されるので、まずadminアカウントのパスワードを設定しましょう。adminユーザをクリックしたあとで、「Password」と「Password(repeat)」にパスワードを入力し、「Modify User」ボタンをクリックすると設定できます。

図3:ユーザ管理画面
※注:
パスワードを変更を行うために「Modify User」をクリックすると、筆者環境では以下のような「org.apache.xmlrpc.XmlRpcException: Invalid password for user "ユーザー名"」というメッセージが表示されました。

図4:エラー表示
しかし、実際には処理は正常に終了しており、パスワードが変更されているようです。このエラーが表示されても、次回ログイン時はパスワードが変更されているので注意してください。
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次回は
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次回は起動したクライアントを使い、実際にXQueryを実行するまでの流れを紹介します。
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著者プロフィール
ウルシステムズ株式会社 柏原 宏充
ウルシステムズ株式会社シニアコンサルタント。Web系開発の世界でRDBMSと触れあっていたところ、様々なことがあってXMLDBの世界へ。技術を文字にして伝え、文字を実装にして証明することを武器に、今日もお客様の課題解決に取り組んでいる。
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著者プロフィール
ウルシステムズ株式会社 大塚 庸史
ウルシステムズ株式会社シニアコンサルタント。2003年より現職。以前よりスクリプト言語には大きな興味を寄せていたが、最近、JavaScript、Flexの柔らかさに開眼しつつある。XQueryは今年「来る」と確信しつつ日々奔走中。
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