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イノベーションリーダーシップ(Innovation Leadership):「創造性+実践」のリーダーシップ
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これは組織が革新を起こしていくときにリーダーシップを発揮しなくてはならない人すべてに必要とされる。
イノベーションとは「創造性+実践」の革新ことである。革新を起こしていくには、まず組織が提供している事業、商品、サービスの革新をはかるためのアイデア、つまりプロダクト・イノベーションのアイデアと、研究開発のやり方、生産のやり方、物流のやり方、販売のやり方といった、業務の進め方の革新をはかるためのアイデアを効果的に検討することからはじまる。
リーダーはまず、人々にクリエイティブな発送を促す考え方とスキルを身に付けさせ、その活用を支援して組織内からイノベーションのアイデアをさせることからはじまる。次にそのような自由で活性化された創造的雰囲気を組織内に満ち溢れさせることができるかどうかが、リーダーシップの成功の分け目となるといえるだろう。
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リーダーとファシリテータの違い
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ファシリテータとは、会議やプレゼンテーションなどにおけるまとめ役のことをいう。ファシリテータとリーダーとの違いは、結果責任を負うことなく議論が拡散することを防ぎ、時には誘導を避けながら議論をまとめる方向に導くところにある。ファシリテータにはそれなりの能力と経験が必要とされ、外部のコンサルタントなどが引き受けることも多い。
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最後に
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通常、企業によくみられるケースとして「我々の業界ではそのようなものはなじまない」「うちの文化では無理だ」「規制があってできない」「マーケットとしては成り立たない」などの意見や行動を阻害する柔軟性を失った固い考え方が必ず発生する。
しかしリーダーは自らこれらの阻害要因を推測し、払いのける努力を行ってはいけない。そのために、ヒト、モノ、カネ、情報など必要な資源を提供し、勇気付け、奮い立たせ、活動を支援する機能を果すことが求められるのだ。
次回はチームマネジメントの円滑な進め方について述べることにする。
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著者プロフィール
株式会社オープンストリーム 赤穂 満
サービス推進兼SAXICE推進担当 統括ディレクタ
活動状況:これまでに、製品ライフサイクル、製品構成情報管理やビジネスモデルなどに関する解説記事、論文多数。
所属学会:日本設計工学会、経営情報学会、ビジネスモデル学会、正会員。
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