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| Seasar2のダウンロード | ||||||||||||
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Seasar2の導入は、以下のURLから必要なプロダクトをダウンロードし、適当なディレクトリに解凍、Eclipseのプロジェクトに適用することにより行います。
SourceForge.jp: Project File List
http://sourceforge.jp/projects/seasar/files/ 本連載ではサンプルコード内に、Seasar2と必要とするS2プロダクト一式(S2Struts/S2Dao)を含めていますので参考にしてください。 |
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| Springの概要 | ||||||||||||
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Spring(正式にはSpring Framework)はロッド・ジョンソン氏を中心に開発されたJava/J2EEのフレームワークです。最新版は1.2.5になります(2005/10/19現在)。 SpringはDIxAOPコンテナをベースに、MVCフレームワーク、JDBCを抽象化したフレームワークを内包しています。StrutsやHibernateといったフレームワークがプレゼンテーションやデータアクセスといった特定の範囲をカバーするフレームワークなのに対し、Springは開発者が必要とするフレームワークをすべてSpringとして提供します(図9)。 さらにSpringはStrutsやHibernateなどの既存フレームワークとのインテグレーション機能も開発者に提供してくれます。 |
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| SpringのDI・AOP以外の機能 | ||||||||||||
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本連載を通してDIとAOPについては詳細に解説しますので、ここではSpirngがもつDIとAOP以外の機能を紹介します。 |
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| Spring MVCフレームワーク | ||||||||||||
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Springは、Webアプリケーションのプレゼンテーションを担当するフレームワークとしてStrutsやWebWorkに相当するSpring MVCフレームワークを提供します。 Spring MVCフレームワークはユーザインターフェースとして、JSPだけでなくVelocity(注1)やXSLT(注2)などを利用することが可能です。
※注1:
Webアプリケーションでユーザインターフェースを作成するための汎用テンプレートエンジン。JSPと比較されることが多い。
※注2: XMLをHTMLに変換するためのスタイルシート。 またSpring MVCフレームワークでは、StrutsのActionクラスに相当するクラスがサーブレットコンテナに依存しないPOJOであることが特徴です。 |
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| Webインテグレーション機能 | ||||||||||||
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Springを利用してWebアプリケーションを作る場合、必ずしもSpring MVCフレームワークを使う必要はありません。Springは既存のフレームワークとの親和性が高いのが特徴です。Springの提供するWebインテグレーション機能を利用すればVelocityやStrutsを簡単に利用することが可能になります。 なお、本連載のサンプルアプリケーション「従業員管理Webアプリケーション」ではSpringのWebインテグレーション機能を利用してStrutsをプレゼンテーションに使用しています。 |
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| SpringのJDBC抽象化フレームワーク | ||||||||||||
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JDBCを直接扱って開発を行うと様々な定型処理(例えばConnectionのcloseやその例外処理)によって永続化ロジックを煩雑にしてしまいます。Springは開発者をJDBCの定型処理から解放するためのJDBC抽象化フレームワークを提供しています。 最近ではXMLを利用してSQLを記述しないフレームワークが流行していますが、SQL文を扱いなれた開発者が多いプロジェクトなどではSQL文を記述するSpringのJDBC抽象化フレームワークの利用が向いています。 なお、本連載のサンプルアプリケーション「従業員管理Webアプリケーション」ではSpringのJDBC抽象化フレームワークを使用してRDBにアクセスしています。 |
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| Spring ORMインテグレーション機能 | ||||||||||||
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プレゼンテーションと同様にRDBへのアクセスもSpring JDBC抽象化フレームワークを必ず利用する必要はありません。Springが提供するORMインテグレーション機能を利用すれば今評判のHibernateやiBATISが簡単に利用できるようになります。 SpringのORMインテグレーション機能の特徴は、HibernateやiBATISをそのまま利用するよりもORMインテグレーション機能を利用した方が開発者が記述するコード量が減り、実装が簡単になることです。 |
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