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最新Eclipse 3.1によるEclipse再入門
第2回:Eclipseのインストール
著者:
DTS 木村 真幸(KIMURA, Masayuki)
2006/02/20
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パッケージとクラスの作成
メニューバーの左上から、「ファイル → 新規 →「クラス」を選択します(図8)。
図8:新規クラスの作成
Javaクラスの作成ウィンドウの左画面で「名前」にクラスの名称を入力します(図9)。ここでも先ほどと同様、「Hello World」を入力します。パッケージにしたい場合は、適宜「パッケージ」にも入力します(ここでは"jp.co.impress.example"を入力しています)。
図9:新規クラスの作成
このクラスにmain()を作成するため、[public staticvoid main(String[] args)]にチェックします(図10)。
図10:mainメソッドの作成
「終了」をクリックします。図8〜10の作業を行うと、クラスが作成されて図11のようになります。
図11:クラスを作成した初期画面
(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)
クラスの実装
次にHelloWorldクラスを実装します。
mainメソッド内に「System.out.println("HelloWorld");」と入力します。
HelloWorldの実装
public static void
main(String[] args) {
System
.
out
.println(
"HelloWorld"
);
}
メニューバーから「ファイル → 保管」を選択(または「Control + S」キーを入力)して保存します(図12)。
図12:ファイルの保存
保存すると同時に、Eclipseによって自動的にHelloWorld.javaがコンパイルされます。コンパイルに失敗した場合には、エディターの左隅にマークが表示されるとともに、画面下の「タスク」にエラー情報が表示されます(図13)。
図13:コンパイルに失敗したHelloWorld
エラー情報を基に修正してください。なお、「sysout」と入力した後に「Control + Space」キーを入力すると「System.out.println();」に変換され、「System.」とドットを入力した後に「Control + Space」キーを入力するとSystemの持つメソッド一覧が表示されて選択することもできます。
入力変換のパターンは設定ウィンドウの「java → エディタ → テンプレート」から確認できます。新規に追加することもできるので、よく使う定型文は追加しておくと便利です。
アプリケーションの実行
最後にHelloWorldを実行します。
図14:HelloWorldの実行結果
メニューバーの「実行 → 実行 → Javaアプリケーション」を選択します。実行すると、図14のように「HelloWorld」がコンソールビューに表示されます。なお、ここで紹介したような基本的な操作は、メニューの「ヘルプ」→「ヘルプ目次」で丁寧に紹介されているので、適宜参照することをお勧めします。
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著者プロフィール
株式会社DTS システム開発本部 産業事業部
木村 真幸(KIMURA, Masayuki)
開発プロセス、Strutsベースのフレームワーク開発担当。プロジェクトの技術支援やセミナー講師も行う。多忙な毎日で子供には「たまに来る優しいおじさん」と思われている。
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