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| 一見計画通りに進んだと思われる事例 | ||||||||||||
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最後の事例を見てみよう。これは8ヶ月のプロジェクトを月単位で示したものである。 ![]() 図7:出来高とコスト実績(事例3) ![]() 図8:SPIとCPI(事例3) グラフが重なっていて一本に見える。これは、ほぼ計画通りに進んだ例であるが、ここでこのプロジェクトに対するマネジメントは本当に大成功だったのかということをよく考えて欲しい。以下のケースも考えられたのではないだろうか。
表2:考えられた別のケース 表2のケースについて考えて欲しい。当然、大成功としてバンザイすべき結果ではないはずだ。EVMの結果が「問題なし」を示していたとしても、本当に問題がないかどうか確認して表2のような状態であれば対応する必要がある。 最終回の次回はアラームがあがった際の報告・対応の違いや遅延の取り戻しについて解説する。
参考文献
PMBOKガイド 第3版 PMI |
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