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| パッケージの解凍・展開 | ||||||||||||
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ダウンロードしてきたパッケージは以下のようにtarコマンドで解凍します。 |
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[bb@bb0.xy.jp ~]$ pwd
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| パッケージはBBサーバ用とBBクライアント用の2つファイルが一緒にアーカイブされており、まずはBBサーバをtarコマンドにて展開します。BBサーバを稼働させるうえではサーバの各ホームディレクトリを基点に説明することが多くなります。 ここでサーバのホームディレクトリを$BBHOME=/home/bb/serverとなるようにシンボリックリンクを作成しておきます。 |
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[bb@bb0.xy.jp ~]$ tar xvf BBSVR-bb1.9h-btf.tar
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| BBサーバのコンパイルとインストール | ||||||||||||
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パッケージ展開が完了した後はコンパイルを行い、ソフトのインストール手順に移ります。 |
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| bbconfigの実行 | ||||||||||||
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BBサーバのコンパイルを行うにあたり、まず環境設定スクリプトのbbconfigを実行します。この作業では/cgi-binディレクトリへのCGIスクリプトの書き込みなどがあるためroot権限で作業を行います。 |
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[bb@bb0.xy.jp ~]$ su
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このスクリプトは対話式となっており、表3のa〜kの質問に答えることで各プラットフォーム用の設定が反映されます。ほとんどの質問はデフォルトの通りで大丈夫なので確認後「Return」で問題ないのですが、cgi-binの場所や障害通知メールアドレスなどの情報はそれぞれ指定が必要なので、事前に決めておく必要があります。図1にBBサーバのインストールログを示します。
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表3:設定の質問事項 |
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bbconfigスクリプトはroot権限で実行しているので、作成されたスクリプトやディレクトリはroot権限になっています。これらをまとめてBB所有者のアクセス権に変更しておきます。この作業が完了すると、root権限は必要ありませんので、ユーザアカウントのbbに戻ります。 |
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[root@bb0.xy.jp /home/bb/server/install]# cd /home/bb
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| コンパイルとインストール | ||||||||||||
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以上でコンパイル準備が完了となります。$BBHOME/srcディレクトリに移動し、以下の手順でBBサーバのコンパイルとインストールを行います。 |
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[bb@bb0.xy.jp ~]$ cd server/src
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| コンパイルの際に、Warningメッセージが出力されることがありますが、大抵は問題なく完了しているはずです。Fedra Core 4ではgcc 4.0との相性の問題で1.9hは1ヶ所エラーとなりコンパイルが失敗します。修正については別途コラムに説明しているので、ソースを修正して再度コンパイルしてみてください。 |
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Fedora Core 4でのソース修正 Fedora Core 4ではほかのOSに先行してgcc 4.0が採用されています。1.9hのソースは以下の箇所で関数の定義部分でエラーがでることから、修正が必要となります。修正後、コンパイルするようにしてください。 対象:$BBHOME/src/bbd.c
修正前
717行目:static void bbd_timeout()
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