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| BBCLIENT用LARRDのインストール手順概要 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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LARRDをBBサーバへインストールすることにより、BBCLIENTからの情報をもとにcpu使用率、DISK使用率、process数、各ネットワークサービスのRTT経過などがグラフ化されます。 詳細に状況を把握するために、LARRDではクライアントプローブから監視ノードの情報をサーバに転送するbf-larrd(Bottom Feeder Larrd)スクリプト群を準備しています。bf-larrdで汎用に使えるものとしてはvmstat/netstat情報転送機能があります。他にiostatやbind/sendmail/nmailqに関する転送機能もあります。
表3:プラットフォームの確認事項 bf-larrd以外にもクライアントからの情報を取得できる機能拡張があります。例えばbb-memory.shですが、他にもLARRDと連携してグラフ化する機能拡張が個別に開発されています。 |
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| BBクライアントへのbf-larrdのインストール | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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クライアント用のLARRD機能拡張は、BBCLIENTをインストールした監視対象ノードに個別にインストールする必要があります。 BBクライアントへのインストールは表4の手順により行います。基本的に同じプラットフォームであれば、1つマスタを作ってコピーする手順で対応できます。以下の説明は、BBサーバ上で稼働しているBBCLIENTを設定し、このノード設定を他のノードにコピーしていくこととします。
表4:bf-larrdのインストール手順 |
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| 1. BBサーバ上のBBクライアント用bf-larrdのコピー | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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まずはBBサーバ上で作業を行っていきます。bf-larrdのスクリプトは/usr/local/larrd/bf配下に収められています。これを以下のコマンドによってBBCLIENTの機能拡張スクリプトディレクトリにコピーします。
$ cp /usr/local/larrd/bf⁄* ⁄home/bb/client/ext
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| 2. 拡張スクリプト登録 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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続いてBBCLIENT用の機能拡張登録ファイルbb-bbexttabに、bf-larrdの拡張スクリプトを登録していきます。今回はvmstat/netstatのみを登録する例を示します。
$ cat /home/bb/client/etc/bb-bbexttab
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| 3. BBCLIENT環境設定 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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BBCLIENTへの登録作業として、bf-larrdのメッセージの転送方法指定を記述する必要があります。以下の行をbbsys.localファイルに追加します。
表5:BBCLIENT環境設定 |
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| 4. BBCLIENTの再起動 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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ここまででBBCLIENTへのbf-larrdの登録追加は完了したので、以下のコマンドにてBBCLIENTの再起動を行います。
$ cd /home/bb/client
再起動後、数分でvmstat/netstatという監視項目のエントリが監視トップ画面に追加されます。 この時点で拡張されたリソース稼働情報の転送がはじまります。グラフの追加はlarrd-config.plの@DATALISTに登録されている項目に、bf-larrdからの情報が送られてくると自動的に反映されます。 |
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| 5. 他のノードへのコピー・設定 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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他のノードではLARRD自体がインストールされていないので、ファイルをコピーすることからはじめなければなりません。ここでは元のtar.gzファイルを送って展開する方法ではなく、scp(ssh copy)コマンドで送る方法を紹介します。この場合、以下のような実行イメージになります。
bf-larrdファイルの転送後は、インストール先のノードにログインし、bbsys.localの編集とBBCLIENTの再起動だけを行うだけで済みます。 |
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ARRD・BBのデバッグ情報 設定したのにうまく表示されない、値がグラフに反映されないなどの問題が発生したときは、なんらかの設定不備の可能性があります。このときは以下のログファイルに情報が出力されるのでチェックするようにしてください。
表6:ARRD・BBのデバッグ情報 |
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