ここまでの説明で動作概要は把握できたと思います。次にbbmrtg.plのインストールを説明していきましょう。ここでMRTGの環境はすでに稼動していることを前提に説明をしていきます。
bbmrtg.plの最新版はver1.8になり、以下のURLよりダウンロード可能です。
bbmrtg.plをダウンロードして解凍後、/usr/home/bb/server/ext(以下、$BBHOME/ext)ディレクトリにコピーします。
$ tar xzvf bbmrtg-1.8.tar.gz
x bbmrtg.pl
x bbmrtg.template
$ cp bbmrtg.pl /usr/home/bb/server/ext
その後、ディレクトリ定数などの値をBBサーバが動いている環境にあわせてbbmrtg.pl内のパラメータを編集します。まずはmrtgライブラリを28行目に設定します。そしてグラフ化をMRTG単独で行うのか、またはRRDTOOLを使って行うのかを77行目に指定します。今回はMRTGのみで稼動させる設定で説明します。
28行目
use lib '/usr/local/lib/mrtg2';
77行目
my $BACKEND = 'MRTG'; # RRD or MRTG
ここまでの設定が完了したら監視対象の個別指定を行います。ここではトラフィック監視対象であるfwのmrtgコンフィグは/usr/local/mrtg/cfg/fw.cfgとし、http://bb0.xy.jp/mrtg/fw/にてトラフィック測定結果が見られるという前提での設定を以下に示します。
32行目
my $MRTGCFG = '/usr/local/mrtg/cfg/fw.cfg'; # aka '~mrtg/mrtg.cfg'
39行目
my $MRTGBASEURL = 'http://bb0.xy.jp';
42行目
my $HTMLDIR = 'mrtg/fw';
45行目
my $IMGDIR = 'mrtg/fw';
48行目
my $GIFSDIR = '/bb/gifs';
85行目
my $CGIDIR = "cgi-bin";
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