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| 必須Perlモジュールのインストール | ||||||||||||||
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次にSledgeが必要とするPerlモジュールをCPANからインストールします。CPAN(http://www.cpan.org/)とは「Perlで利用することのできるモジュールやPerl関連の文書、Perl自体のソースコードなどを集積・公開しているWebサイト」のことで、SledgeもCPANで提供されている多数のPerlモジュールを使用しています。 下記を実行することによりSledgeに必要なPerlモジュールがインストールされます(注2)。ちなみにどのようなPerlモジュールがインストールされるかについては、eg/prereq-modulesにリストされていますので参考にしてください。
※注2:
はじめてこのようなインストール方法を行なう場合にはCPANモジュールの各種設定を対話形式で行なうことになりますので、自分の環境に合った設定を行なってください。
# perl -MCPAN -e 'install Bundle::Sledge'
※注3:
%または#はシェルのプロンプトを示します。%の場合はユーザプロンプトです。#の場合はroot権限での実行となります。
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| Sledgeの基本モジュールのインストール | ||||||||||||||
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次にSledgeの基本モジュールのインストールを行ないます。コマンドラインにて下記のように実行します。make testの際にエラーが出る場合には、Sledgeが必要とするCPANのPerlモジュールの中で正常にインストールできていないものがある可能性がありますので、そちらは適宜、手動にてインストールを行なってみてください。
% perl Makefile.PL
※注4:
%または#はシェルのプロンプトを示します。%の場合はユーザプロンプトです。#の場合はroot権限での実行となります。
以上でSledgeを使用するための準備が整いました。この後のSledgeの設定や各アプリケーション等の設定については、Sledge付属のSledge::Doc::Install、Sledge::Doc::Tutorial等のドキュメントを参照するか、SourceForgeで管理されているSledge用のメーリングリスト(sledge-users@lists.sourceforge.jp)がありますので、そちらへ質問等をお送り頂ければ回答が得られると思います。 駆け足で説明をしてきましたが、今回はWebアプリケーションフレームワークがどういったものであるかや、導入することによるメリット、またSledgeのインストール方法についての説明を行ないました。次回からは、Webアプリケーションフレームワークを導入することにより簡便化される各機能について、より詳細に説明をしていきたいと思います。 |
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Webアプリケーションフレームワークの最近の動向 Webアプリケーションフレームワークというものは、Webという流れの速い業界でアプリケーションを開発するために用いられるために、流行り廃りが多い傾向にあります。しかし廃れたから使用する価値がないということはなく、廃れているから(枯れているから)こそ使用する価値があるという見方もあります。また現在でも盛んに開発が進められている古いWebアプリケーションフレームワークも存在します。 言語による違い等はありますが昨今のフレームワーク界隈の動向としては、Rubyでは「Ruby on Rails」、Perlでは「Catalyst」、Javaでは「Spring」など、フレームワークのクラス等を自動生成したり、管理を行なうことで、開発工数を省く機能を持ったフレームワークなどが出てきています。また、有名なところでは、皆さんもご存知の「Struts」や「.NET Framework」など、多くの書籍が出版されるような広く使用されているフレームワークもあり、まさに乱立状態となっています。 このように流れも速く、数も多いフレームワークですが、それぞれのフレームワークにはそれぞれよいところがありますし、開発する言語や使用するデータベースによっても得意不得意などがありますので、それぞれの開発環境にあったものをじっくり検討されることが必要だと思います。 |
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