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| Javaの開発の下地を確認するために | ||||||||
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どんな言語を問わず、エンジニアとしてのスキルを上げていくには、様々な情報を集め、学習していくことは欠かせない。最新技術の解説のみならず、具体的なソースコードを元にした説明やテクニックは、実際の開発現場において有益な情報である。そこでこれまでThinkITで掲載されたテクニックやノウハウなどを説明した人気連載記事を分類しながら、Javaに関するテクニックを磨いていきたい。
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| Sun Java Studio Creatorを使いこなす | ||||||||
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Sun Java Studio CreatorはJavaのWebアプリケーション開発に特化した統合開発環境で、JSF(JavaServer Faces)を全面的に採用したことで注目を浴びている。この連載ではSun Java Studio Creatorを使用したWebアプリケーションの開発について説明している。Sorlaris環境でJavaの開発に携わる人には注目の記事であろう。 第1回:Sun Java Studio Creatorをインストールする 著者:ビーブレイクシステムズ 横井 朗 はじめに Sun Java Studio Creatorを使用することで、ユーザインターフェースや画面遷移などをGUI上でドラッグ&ドロップで簡単に作成できます。そのため、今まで難しいとされていたWebアプリケーションの開発を簡単かつ効率的に行なうことができます。またSun Java Studio Creatorにはアプリケーションサーバ(Sun Java Application Server)とデータベースサーバ(PointBase)が組み込まれており、Webアプリケーションの開発から、実行、デバッグまでの環境が提供されています。 JSF(JavaServer Faces)の概要 Sun Java Studio Creatorの説明に先立って、JSFの概要について説明します。SFはJavaの標準化コミュニティであるJCP(Java Community Process)がJSR(Java Specification Request)127として策定した仕様で、JavaによるWebアプリケーション開発の複雑さを取り除き、より簡単かつ効率的な開発を実現するためのフレームワークです。J2EE1.4からはJSFが標準で含まれており、今後のWebアプリケーションのスタンダードとなる可能性があります。 JSFを使用することにより、Webアプリケーションのビジネスロジック層とプレゼンテーション層を分離することができます。また、フォームなどのUIコンポーネントに対して、ステート情報の保持や入力値のチェック、型の変換、イベントの制御といった機能を与えられるため、特にユーザインターフェース開発における複雑さの軽減、開発効率の向上といった効果が得られます。 さらにJSFの大きな特徴として、仕様の策定段階から開発ツールを意識しているということが挙げられます。そのため、開発ツールとの親和性が高く、JSFをサポートする開発ツールを使用することで、簡単かつ効率的なWebアプリケーションの開発を実現します。そのJSF対応の開発ツールの1つがSun Java Studio Creatorというわけです。 >>> 続きはコチラ
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| フレームワークからJavaの開発生産性を考える | ||||||||
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実際にJavaで開発を進めるうえで欠かせないのがフレームワークだ。フレームワークを使えば、システム開発の生産性は向上する。Java用のフレームワークも様々なものがあり、それぞれ特徴を持っている。どのようなものがあるのか、それぞれの特徴を解説しながらも、生産性や適応領域など幅広い観点から説明しているのが「オープンソースの適用可能性を示す」の「第12回:OSSのプロがいなくても大丈夫必要なソフトの情報はこうして探す(後編)」である。 第12回:OSSのプロがいなくても大丈夫必要なソフトの情報はこうして探す(後編) 著者:イーシステム 芝 国雄 フレームワークの目的は開発生産性の向上 Javaでシステムを開発するエンジニアのために、オープンソースのJavaフレームワークについて解説したい。周知のとおり、最近ではオープンソースのJavaフレームワークが多くリリースされている。 ここでは、Javaのフレームワークを選定する際のポイントをいくつか紹介する。まず、フレームワークを利用する目的を確認しておこう。「プログラムコードの再利用を容易にする」、「プログラムコードの品質を一定以上に保つ」などがあるが、結局のところ、最たる目的はシステム開発の生産性を向上させることにある。 そのための施策の1つがプログラムコードの再利用であり、プログラムコードの品質を一定以上に保つことだ。これらが実現できれば、コードの可読性が高まり、システムのメンテナンス性や拡張性が向上。結果的に、システム開発の生産性が上がるわけだ。 フレームワークの設計思想を理解する Javaでアプリケーション開発を経験したエンジニアであれば、何かしらのフレームワークを使った経験があるだろう。現在、Javaのフレームワーク製品は、ベンダが販売しているものもあわせると相当な数になる。どの製品も、用途をあらかじめ想定して設計されている。つまり製品を理解することは、その製品の仕様を把握することと同義だといえるだろう。それは実装する時のルールであったり、拡張する時のルールであったりする。 フレームワークには、得意分野と不得意分野がある。適用領域をあらかじめ想定して設計されているので、適材適所を考えることも大切だ。こうしたポイントは、導入実績や稼働実績から、ある程度判断できるが、評価版が提供されている場合は試用して判断すべきだろう。また製品紹介のセミナーに参加したり、個別に製品紹介の場を設けてもらうことも望ましい。 >>> 続きはコチラ
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| プロジェクトの体験談から技術の重要性を知る | ||||||||
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ソフトウェア業界の仕事はプロジェクトの繰り返しであり、エンジニアはその中で数多くのプロジェクトを経験していくことになります。プロジェクトは常にリスクがつきまとい、そのリスク管理がプロジェクトの成否を分けてしまう。エンジニアとして、プロジェクトが完成するまでの過程を知ることは重要な要素である。ここで紹介する連載は、実体験を元に書かれたプロジェクトの体験談だ。今後の仕事の進め方を知る上でも必読の記事であろう。 第1回:初心者SEと最初のプロジェクト 著者:ビーブレイクシステムズ 鹿取 裕樹 はじめに この連載では筆者が体験した様々なプロジェクトでの体験談をご紹介します。これからプロジェクトに参加される方はそのための準備として、今プロジェクトに参加されている方は息抜きとして読んでいただければ幸いです。今回は初回ということで、筆者にとって初めてのJava開発プロジェクトについて紹介します。 初めてのJava開発プロジェクト 私が大学卒業後、最初に勤務したのはパッケージベンダーであり、そのプロジェクトは大規模なものでした。まだ若いこともあり比較的責任の小さい仕事を任されていて、自分が関わっているのはプロジェクト全体の一部分でした。 しかし、次の会社はできたばかりのJava・オープンソースを用いたシステム開発を行っており、社員の数は少なく、システム規模は数人月のものからあり、受注する案件もその多くは小規模のものばかりでした。その中で、いよいよ筆者初のJava開発プロジェクトが決まり、開発メンバーは2人で、筆者がリーダーを行うことになりました。 汗だくの実装 仕様が確定し、いよいよ実装を開始することになりました。とはいってもいかんせん初めてのJava開発プロジェクトであり、Java自体独学で1ヶ月ほど勉強した程度の実力です。当然、非常に苦労することになりました。Javaのライブラリもほとんど知らず、StringやCalendarといった限られた武器をやたらと振り回しました。その結果、無駄に長いソースがどんどんと作られていきました。また、ループをネストしてしまう、ループの中でSQLを発行するなどパフォーマンスが全く考慮されていませんでした。 このような状態ですから「オブジェクト指向」などもってのほかで、1つのクラスにばらばらの目的のメソッドが詰め込まれ、似たような機能がいろいろなクラスに散在するという、「不吉な匂い」がぷんぷんとするソースになってしまいました。もちろんこの時はリファクタリングという言葉など知る由もありませんでした。 >>> 続きはコチラ
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