|
|
土日に極める「Javaマスター」への道 |
第1回:甘くも苦いJavaの技術
2007/8/17
|
|
|
1 2 次のページ
|
基礎からじっくり理解しておきたいJava
|
ThinkITのJava特集である「不滅のJava」。これまで公開された記事は以下の12本だ。
これらの連載記事の中から、週末にぜひ読んでJavaの理解を深めてほしい注目記事をピックアップしていこう。
|
Javaの基礎を改めて理解
|
開発言語として「Java」というと、「いまさら」「もう十分習得しているから」と思う人は多いのではないだろうか。たしかにJavaは登場してから10年以上もたち、さまざまな場所でアプリケーション開発に利用されている。普段からJavaに慣れ親しんでいる人は多いだろうが、本当にJavaの開発の全てを理解しているのだろうか?
改めて「Javaとはなにか」「Javaの基礎はこうだった」と振り返り、Javaの持つ素晴らしさを再認識してみてはいかがだろうか。またこれからJavaを習得する方にも、ぜひ読んでいただきたい。
はじめてのJava入門
第1回:Javaを味わってみませんか?
著者:サイオステクノロジー 片桐 一宗
Javaが登場してから10年以上経ちました。当初は「遅い」という評価がほとんどでしたが、実行マシンの性能向上やJVM(Java Virtual Machine)の改善により、今ではサーバサイドにおける基幹系・金融系などの業務システムに欠かせない言語となっています。
最近はRubyやPythonのようなスクリプト言語が「Javaより早くシステムを構築できる」と人気があるようですが、これまでの実績や豊富なナレッジ、充実した開発ツールを鑑みても、Javaがまだまだ使用される言語であることは間違いありません。「興味はあるけれど業務では使ったことがない」という方も、本連載をきっかけにJavaの世界に飛び込んでみてはいかがでしょうか。
この記事では、Javaの初心者でも理解し、最終的にある程度のコーディングまでできることを目指して、ステップバイステップで解説していくものだ。新人のみならず、プログラミングの現場から遠のいてしまった人にも、改めて読んで欲しい記事だ。
さて、Javaのテクノロジーも常に進歩を続けている。現在利用されているJava SE 6から、来年にはJava SE 7がリリースされる予定だ。Java One 2007でアナウンスされたJava SE 7における重要な拡張を解説しているのが次の記事である。
先取りJava SE 7!
第1回:Javaはまだまだこれからだ!
著者:チェンジビジョン 近藤 寛喜
Java言語を使ったWebアプリケーションの開発では開発のやりやすさやOSのライセンスの関係から、開発環境と実際にアプリケーションを稼動させる本番環境は違ったOSを使うことが多いのではないでしょうか。そういったサーバ用途でのJavaプラットフォームは非常に成功しています。また携帯電話など組み込み用途でもJavaプラットフォームが成功したのは、Java仮想マシンによって稼働する対象を依存させなかったためといえるでしょう。Java SE 6ではJavaプラットフォーム上で動作するスクリプト言語エンジンを公式にサポートし、現行のJavaプラットフォームの言語的な弱さをそれによって補完しています。
Java SE 7では、さらにプラットフォームの強化が進められる予定です。例えばJava One 2007で大々的に取り上げられていたJava FX Scriptと呼ばれるGUI作成用のスクリプト言語は、JavaプラットフォームにおけるGUIの作成を強化することを目的に作られました。すでにこちらは多くのWebサイトで取り上げられていますので、ご存知の方も多いでしょう。Java One 2007では他にもJava SE 7における重要な拡張が取り上げられていました。Java SE 7では、このような問題点に対応するための機能強化として「モジュラリティの向上」が進められる予定です。
第2回ではOSGi仕様が実装されたEclipse Equinoxフレームワークを例に、OSGiフレームワークの稼動の状況をみていく。
先取りJava SE 7!
第2回:OSGi仕様が実装されたEquinoxを試す!
著者:チェンジビジョン 近藤 寛喜
今回からはOSGi仕様が実装されたEclipse Equinoxフレームワークを実際に体験していきましょう。一番身近な例としてEclipseを起動し、OSGiフレームワークの稼動の状況をみていきます。Eclipse 3.2まではOSGiコンソールとして使用するコマンドばかりでした。Eclipse 3.3ではEclipse RCPやPlugin開発の際に用いる便利なコマンドが追加されています。
例えばEclipse 3.3からは、登録されている複数のOSGiアプリケーションの起動・停止をできるようになりました。また、どのようなアプリケーションが登録されているのかをリスト表示したり、それらの呼び出しをOSGiコンソール上から行うことができます。コンソール上でOSGiアプリケーションを作成するときに便利なコマンドについては、随時解説していきます。
第3回ではOSGiについてEquinoxを動かしながら解説し、実際にJava SE 7で計画されているモジュラリティの向上を体験していく。
先取りJava SE 7!
第3回:体験!モジュールの動的な追加と削除
著者:チェンジビジョン 近藤 寛喜
これから3回にわたってOSGiについてEquinoxを動かしながら解説し、Java SE 7で計画されているモジュラリティの向上を体験していきます。今回はOSGiの特徴であるモジュールの動的な追加・削除などを行うライフサイクルの管理を行ってみましょう。
OSGiを解説するためにティッカー表示をするアプリケーションを用意しました。なんらかの通知があったときに右下にその情報を表示します。この「なんらか」という部分がミソです。OSGiを使っているこのアプリケーションでは通知する情報を簡単に、また自由に拡張できます。
|
1 2 次のページ
|
|
|