デルのスケーラブル・エンタープライズ・チームは、このような仮想化のメリットを詳しく調べるため、Dell PowerEdge 1855ブレードサーバを使用し、ESX Server 2.5.1がホストするVMの性能評価とサイジング・テストを実施しました。
OLTPワークロード向けのテスト環境は、LAMPスタックの各コンポーネント、PowerEdge 1855サーバ、Dell|EMCストレージを使って構成しました。負荷の生成には、デルが開発したDVDのオンラインショップ用アプリケーション、「Online DVD Store」(注1)を利用しました。VMとESX Severの活用率を上げるため、LAMP VMあたりのOLTPワークロード(処理量)を増やしながら、ESX Serverホスト上で実行するVM数も徐々に増やしていきました。
注1:「Online DVD Store」ツールは、デルが開発したオンライン電子商取引用テスト・アプリケーションです。このアプリケーションには、データベース・コンポーネント、Webアプリケーション・レイヤ、マルチスレッド駆動プログラムが含まれ、オンライン・トランザクション処理(OLTP)を発生させます。このアプリケーションは、以下のURLからダウンロードすることができます。 http://linux.dell.com/dvdstore/