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| インターネット・メールで発生するワークロードのシミュレーションと測定 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
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Exchange Server 2003フロントエンド・システム上で発生するインターネット・メール・プロトコルの負荷をシミュレーションするため、Microsoft Exchange Stress and Performanc(ESP)2003ツール(Medusaと呼ぶこともあります)を使用しました。 ESPは、様々な状況のワークロードをテストするのに利用でき、ほとんどのインターネット・プロトコルをサポートします。 |
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| ESP 2003のテスト・モード | ||||||||||||||||||||||||||||||||
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ESPツールは、すべてのテスト・シナリオでネイティブ・モード、または、ダイレクト・モードで実行しました。今回実施したテストの主な目的は、それぞれ別のインターネット・メール・プロトコルを使う複数のExchange Server 2003フロントエンド・システムを稼動させ、これらをサポートするESX Server 2.5.1と仮想リソース(プロセッサやメモリなど)を調査、理解することにあったため、ESPは、フロントエンド・サーバ上でダイレクト・モードで実行しています。 したがって、フロントエンド・サーバに過酷な負荷をかけながら、数万ものインターネット・メール・ユーザ・アカウントをサポートするような極限テストは、本書の取り扱い範囲外です。ESPツールは、ユーザ・アカウントを作成することができないため、LoadSim 2003を使って最大500個のメールボックスとユーザを作成しました。 |
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| ESPモジュール | ||||||||||||||||||||||||||||||||
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第12回でも述べたとおり、ESPは様々なインターネット・メール・プロトコルをサポートします。ESPツールの詳細や、ESPがサポートするテストモジュールおよびプロトコルの内容については、Microsoft発行のドキュメント、『Exchange Stress and Performance Tool 2003』をご参照ください(注1)。今回のテストで使用したプロトコルは表1の2つです。
※注1:
Exchange Stress and Performance Tool 2003
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyId=773AE7FD-860F-4755- B04D-1972E38FA4DB&displaylang=en
表1:今回のテストで使用するプロトコル 図1は、ESPツールのGUI(グラフィカル・ユーザ・インタフェース)を示したもので、この画面には同ツールがサポートするプロトコルが表示されています。図2では、WebDAVプロトコル・モジュールの統計情報を示しています。今回テストしたプロトコルの場合、いずれの変数も、ESPのドキュメントに記載されているマイクロソフト社の推奨値を設定しています。 ![]() 図1:利用可能なモジュールを示したESP画面 ![]() 図2:WebDAV(OWA)モジュールの統計情報 |
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