第6回:UserParameter設定で様々な監視を実現 (1/3)

ZABBIX
統合監視ツールZABBIX事始め

第6回:UserParameter設定で様々な監視を実現
著者:ZABBIX-JP  寺島 広大   2007/2/27
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ZABBIXエージェントの拡張機能

   これまでに説明した通り、ZABBIXエージェントの機能を用いることで、OSの基本的な監視を行うことができます。今回はZABBIXエージェントに標準で含まれていない監視や、アプリケーション固有の監視を行う方法を紹介します。
MySQLの監視

   ZABBIXのデフォルトの監視テンプレートに、MySQLの監視項目が存在することに気づいている方もいるでしょう。実は、このMySQLに関する監視項目は、これまでに説明したインストール手順では有効になっておらず、アイテムで設定を行っても監視することができません。

   ここでは、このMySQL監視を有効にする手順を説明します。


ZABBIXエージェントの設定を変更

   MySQLの監視を行うためには、/etc/zabbix/zabbix_agent.confの一番最後に記述されている、以下の行のコメントアウトを外します。


(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)

   なお、この設定ではMySQLのrootユーザにはパスワードが設定されていないことを前提としています。

   設定を有効にするために、以下のコマンドを実行してZABBIXエージェントを再起動します。

# /etc/init.d/zabbix_agentd restart


MySQL_tテンプレートの設定を変更

   さらに、デフォルトでインストールされているMySQL用のテンプレート「MySQL_t」のアイテム設定も変更する必要があります。このテンプレートには6つの監視項目が含まてれいます。それぞれのアイテムのKeyを以下のように変更してください。

アイテム名Key(変更前)Key(変更後)
MySQL is alivemysql[ping]mysql.ping
MySQL number of slow queriesmysql[slowqueries] mysql.slowqueries
MySQL number of threadsmysql[threads]mysql.threads
MySQL queries per secondmysql[qps]mysql.qps
MySQL uptimemysql[uptime]mysql.uptime
MySQL versionversion[mysql]mysql.version

表1:アイテムのKeyの設定

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ZABBIX-JP 寺島 広大
著者プロフィール
ZABBIX-JP  寺島 広大
システムインテグレーション、ネットワーク運用管理を経験後、現在は某Linuxディストリビュータに勤務。顧客の監視システム構築の際にZABBIXを知り、仕事の傍らZABBIX-JP Webサイトの作成、管理を行っている。


INDEX
第6回:UserParameter設定で様々な監視を実現
ZABBIXエージェントの拡張機能
 MySQLテンプレートの利用
 UserParameterを活用した監視の例
統合監視ツールZABBIX事始め
第1回ZABBIXをインストール
第2回ZABBIXエージェントのインストール
第3回ZABBIXの基本的な監視設定
第4回ZABBIXのアラートメール送信
第5回ZABBIXの便利な付加機能とアラートメールの日本語化
第6回UserParameter設定で様々な監視を実現
第7回RPM/Debパッケージを用いたZABBIXのインストール

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