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| インターネットサーバとイントラネットサーバ | ||||||||||
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第2回目となる今回は「第1回:インターネットサーバをはじめるには?」で構築したサーバにグループウェアを構築し、イントラネットサーバとして利用してみましょう。 皆さんもご存じのようにグループウェアとは複数人で仕事を進める際に情報共有やコミュニケーションの活性化を目的としたシステムのことです。メールの送受信環境やスケジューラ、その他にも掲示板やファイル共用など様々な機能を利用することができます。商用のグループウェアは機能も豊富でサポートもされていますが、企業規模によってはコストがかかります。 オープンソースでもGroup-officeやphpGroupWare、ペンギンファクトリーなどのグループウェアがあります。今回はオープンソースグループウェアのphpGroupWareを構築してみましょう。phpGroupWareの機能には、アドレス帳、環境設定、カレンダー(スケジュール管理)、電子メール、ファイルマネージャ、電子会議、ニュースリーダ、電子ノート、電子投票、TODO、チケットシステム(トラブル管理システム)があります。 |
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| phpGroupWareのインストール | ||||||||||
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それではphpGroupWareのインストールの方法を説明します。まずphpGroupWareのソースを下記Webサイトからダウンロードしてください。
phpGroupWare本体
# wget http://osdn.dl.sourceforge.jp/phpgwjp/ 12593/phpgroupware-jp-0.9.16.003-pre1.tar.bz2 phpGroupWareドキュメント類 # wget http://osdn.dl.sourceforge.jp/phpgwjp/ 12593/phpgroupware-doc-jp-0.9.16.003-pre1.tar.bz2 ファイルをダウンロードしたら下記のコマンドを実行します。今回は/home/groupware/にディレクトリを作成してソースを展開します。なお、このディレクトリは後ほど設定するApacheのドキュメントルートとなります。
# cd /home/groupware
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| 必要なパッケージのインストール | ||||||||||
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phpGroupWareでは、PHPからMySQLデータベースへ接続するためのパッケージであるphp-mysqlが必要になります。確認も兼ねてyumコマンドを実行してみましょう。
# yum install php-mysql
次にドキュメントルートの権限を適切に設定するために、下記のコマンドを実行します。
# pwd
次に、ファイル管理ディレクトリ「phpgw/files」とイメージ管理ディレクトリ「phpgw/files/img」を/home/groupware配下に作成します。
# mkdir -p /home/groupware/phpgw/files/img
次に、データベースの作成(phpgroupwareの作成)を行います。下記のコマンドを実行してください。
# /etc/init.d/mysqld start
Apacheの設定は「/etc/httpd/conf/httpd.conf」を編集し、設定をします。 |
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