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| LifeKeeperによるデータベースのHAクラスタ化の概要 | ||||||||||||||
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今回はOracle Database 10gとMySQLを例に、データベース(DB)のHAクラスタ化構成の概要について紹介していく。 まず各ARKによる構築の概要を述べる前に、LifeKeeperによるDBシステムのHAクラスタ化にあたって、事前の留意事項を表1にあげる。
表1:事前の留意事項 |
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| MySQL ARKによるMySQLのHAクラスタ化 | ||||||||||||||
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では早速、MySQLをHAクラスタに組み込むための手順について説明を進める。MySQL ARKではActive-Standby構成とActive-Active構成が可能となっている。 |
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| Active-Standby構成 | ||||||||||||||
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最もシンプルな構成として、データ領域を共有ストレージに置き、設定ファイルとMySQLのバイナリをローカルのファイルシステムに置く構成が考えられる。 切り替えるインスタンスが1つの場合は、各サーバ上にmy.cnfファイルとMySQLのバイナリが配置され、共有ストレージ上にデータ領域が配置されることになる。この構成では関連するリソースがすべて同時に切り替わることになるため、最も制約は少ない。 |
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| Active-Active構成 | ||||||||||||||
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ここでいうActive-Activeとは、保護対象となるDBのインスタンスが複数存在し、それぞれ別サーバ上でアクティブになることが想定されるケースを指している。この構成の留意事項としては以下のような項目が考えられる。
表2:Active-Active構成の留意事項
今回は、Active-Standby構成(図1、表3)を例に、構築手順を説明していく。 ![]() 図1:MySQLによるActive-Standby構成例
表3:MySQLによるActive-Standby構成例の内容 |
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| MySQLの導入に関する留意事項 | ||||||||||||||
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MySQLのインストールについては割愛とするが、設定ファイルmy.cnfファイルの記述に関する事項を紹介しておく。 MySQL ARKでは、MySQLの起動時にmy.cnfから必要なパラメータを読み込みその後の制御を行う。そのため、my.cnfファイル内の特定セクションに必須の項目が設定されていることが必須となる。必須となる設定事項は表4の通りである。
表4:必須である記載事項 |
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リファレンスサイトの紹介 本連載のリファレンスとなるWebサイトです。本連載に対するご意見、ご要望などもお寄せください。 ■LifeKeeper製品詳細情報 http://www.10art-ni.co.jp/product/lifekeeper/ ■SteelEye Technology Inc.(開発元) http://www.steeleye.com ■LifeKeeperに関するお問合せ https://www.10art-ni.co.jp/contact/form-lifekeeper_ssl.html |
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