これまでの連載でも触れていますが、IBM Systems Agendaは今後のITインフラに対するIBMの取り組み方の方向性を示すもので、「仮想化機能の強化(Virtualize Everything)」「オープンへの取り組み(Commit to Openness)」「協業・連携(Collaborate to Innovate)」の3つを柱としています。
IBM Systems Agendaは、表1のシステム世代のUNIXサーバーのあり方を示すものです。
IBM System p5はIBM System z9に続く、IBM Systems Agendaに基づいた製品の第2弾となります。今回はIBM UNIXサーバーがIBM Systems Agendaの柱である「Virtualize Everything」「Commit to Openness」「Collaborate to Innovate」に対して、どのように取り組んでいるかを説明していきます。