RHEL 7を入手するには

2015年12月24日(木)
平 初
この記事は、書籍『できるPRO Red Hat Enterprise Linux 7』の内容を、Think IT向けに特別にオンラインで公開しているものです。詳しくは記事末尾の書籍紹介欄をご覧ください。

インストールイメージのダウンロード

RHEL 7をインストールするためには、インストールイメージをダウンロードして、インストールのためのDVD-RやUSBメモリーを作成する必要があります。インストールイメージを入手するには、Red Hatログインのアカウントでログインします。アカウントをお持ちでない場合には、まずRed Hatログインのアカウントを作成します。評価版の利用のためであれば、個人のアカウントを作成すればよいでしょう。その後に、手持ちのサブスクリプションを利用するか、RHELの30日間評価版を申請して、インストールイメージをダウンロードします。

Red Hatログインのアカウントが必要

Red Hatのサブスクリプションサービスを受けるためには、「Red Hatログイン」と呼ばれるアカウントを作成する必要があります。これはRHEL 7の評価版を利用する場合にも必要です。もうすでに何かしらのRed Hat製品をご利用であれば、1度は作成しているはずです。もしお持ちでない場合には、作成してください。

最新のマイナーリリースを選ぶ

ダウンロードする時点で、RHEL 7のマイナーリリースが7.2や7.3などにバージョンアップしていた場合、一番新しいDVDイメージをダウンロードしてください。古いDVDイメージからインストールすると、インストール後のセキュリティアップデートの数が増えて、時間がかかります。

DVDイメージのサイズに注意

ダウンロードするDVDイメージファイルは約3.5〜4.0GBのサイズがあります。転送量に制限がある回線では、注意してください。

Red Hatログインのアカウントを作成する

1.アカウント作成フォームに入力する

  1. Webブラウザーで以下のURLにアクセス
    https://www.redhat.com/wapps/ugc/register.html
  2. [個人]をクリック
  3. 作成するアカウント名を入力
  4. メールアドレスを入力
  5. 作成するアカウントに付けるパスワードを入力
  6. 確認のためもう一度パスワードを入力
  7. 性別を選択
  8. 名前を入力
  9. 住所と電話番号を入力
  10. [Red Hat Portals Terms of UseおよびExport Control Agreement.に合意します]をクリックしてチェックマークを付ける
  11. [送信]をクリック

2.アカウントの登録を確認する

登録の確認メール中のURLにアクセス

3.ログインする

  1. アカウント名を入力
  2. パスワードを入力
  3. [ログイン]をクリック

30日間評価版をダウンロードする

1.カスタマーポータルを表示する

  1. Webブラウザーで以下のURLにアクセス
    https://access.redhat.com/
  2. [ダウンロード]をクリック

2.RHEL 7の評価版サブスクリプションを選ぶ

[Red Hat Enterprise Linux]の[Start Evaluation]をクリック

3.評価を開始する

[Continue]をクリック

4.規約に同意する

  1. 評価版規約を確認
  2. [AGREE AND GET STARTED]をクリック

5.ダウンロードする

  1. ソフトウェアの一覧ページに移動
  2. [Red Hat Enterprise Linux]をクリック

6.ダウンロードする製品を確認する

  1. RHELの最新版であることを確認
  2. 下にスクロール

7.インストールイメージをダウンロードする

[RHEL 7.1 Binary DVD]をクリックするとダウンロードが実行される

できるPRO Red Hat Enterprise Linux 7

平 初 著/できるシリーズ編集部 著
価格:3,000円+税
発売日:2015年6月25日発売
ISBN:978-4-8443-3839-0
発行:インプレス

できるPRO Red Hat Enterprise Linux 7

新人のIT管理者向けにビジュアルを使い、RHEL 7の基本操作、サーバー構築について、ハンズオン形式で解説します。Red Hatログインのアカウントを作成し、RHEL 7の評価版のダウンロードから始め、OSのインストールと操作の基礎を学んだあと、企業内で利用する各種サーバーを構築します。RHELは、企業内の基幹業務システムの運用を目的としたOSであるため、システム管理、各種サーバーの構築など、運用管理の応用に重点を置いています。また、RHEL 7で一新された、新しい管理手法を学ぶ技術者にも役立つ内容です。

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レッドハット株式会社

サービス事業統括本部 ソリューション・アーキテクト部
ソリューションアーキテクト&クラウドエバンジェリスト

商社系システムインテグレーター、外資系ハードウェアベンダーを経て、現在、レッドハット株式会社にてクラウドエバンジェリストとして活躍。2006年に仮想化友の会を結成し、日本における仮想化技術の普及推進に貢献した。

主な著書に「KVM徹底入門」(翔泳社)、「Xen徹底入門」(翔泳社)、「100人のプロが選んだソフトウェア開発の名著」(翔泳社)、「Red Hat Enterprise Linux 7がやってきた」(日経ITpro)がある。

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