第3回 コンフィグレーションを使ったRTC開発

RTCの機能「コンフィグレーション」

 第2回でRTC開発の大まかな流れを見ました。今回はRTCの重要な機能の1つであるコンフィグレーションについて解説します。

 コンフィグレーションとはその名のとおり、RTCの状態変数を実行時に変更する機能です。例えば前回のような画像処理におけるしきい値などのパラメータや、モータの制御パラメータ、センサーの感度などがコンフィグレーションで設定すべき値に相当します。

 このようなパラメータも、前回説明したデータポートを使って設定することが可能ですが、コンフィグレーションは頻繁にデータの更新が行われない変数の受け渡しを想定して機能が実装されています。

 今回の記事では音声合成ライブラリを使ったRTCを開発することで、前回のおさらいも兼ねつつ、実際にコンフィグレーションの機能に触れていきます。

タグ 項目1 項目2 設定値
基本 RT-Component Basic Profile Module name AquesTalkVoice
Module vendor あなたの名前
Execution Rate 10
Output Project AquesTalkVoiceCompProj
データポート RT-Component Data InPort Profile
(Addボタンで入力ポートを追加)
Port Name in
Data Type TimedString
Var Name in
Disp. Position left
コンフィグレーション RT-Component Configuration Parameter Definitions Name speed
Type Int
Var name speed
Default Value 100
言語・環境 C++ OS Windows

図1-1:RTC Builderの設定

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図1-2:RTC Builderにおけるコンフィグレーションの設定画面<

著者について

菅 佑樹

早稲田大学 菅 佑樹

早稲田大学創造理工学部総合機械工学科助手。博士(工学)。人間とロボットとの物理的な相互作用と飽きに関する研究に従事。その他に木登り・枝打ちロボットや、車椅子搭載型ロボットアームの開発などに携わる。計測自動制御学会RTミドルウェア賞受賞(2008年)。http://www.ysuga.net

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