では、実際にインストールをはじめてみましょう。PCのDVDドライブにSXDEのDVDをセットしてブートしてみましょう(PCによってはBIOSでの設定が必要になる場合もあります)。
現在x86/x64版のSXDEでは(Solaris 10も)Linuxでよく採用されているGRUBを使っています。SXDEのインストールDVDからブートすると、インストールの種類とインストール時に使うI/O装置を選択することができます。ほとんどの人がモニタとキーボードをつないだ環境でインストールすると思いますが、サーバをインストールするときはttyaを使ったシリアルポートが便利な場合があります。
図3:GRUBブート(DVDインストール時) (画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)
SXDEがインストールモードで立ち上がった段階で、どのようなインストールの仕方をするのか聞いてきます。「Text Mode」はメモリが少なかったりビデオドライバがなかった場合に利用します。また「JumpStart」というのは数多くのマシンを効率よくインストールするための半自動インストール方法ですが、あらかじめ設定が必要となります。
図4:インストール種類の選択 (画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)
現在のSXDEのインストールプログラムでは、あらかじめメモり大きさを自動的に検出していないので、もしメモリが足りないと図5のようなエラーが表示されます。
図5:メモリを768MB以上確保できない場合 (画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)
PCのキーボード自動検出は完全にはできないので、ここで設定します。
図6:キーボードレイアウトの設定 (画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)
図7はビデオドライバを確認するための画面です。グラフィック画面が正常に表示されることを確認できたら先に進みます。
図7:画面表示の確認 (画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)
次に利用する言語を選びます。ここではグラフィックスを使った画面でのインストール時に使う言語を選択しますので、通常は日本語(Japanese)を選びます。その後地域や時間帯、日付と時刻などを設定します。
図8:言語の選択 (画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)
図9:地域の選択 (画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)
図10:時間帯の設定 (画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)
図11:日付と時刻 (画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)
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