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ハイライト機能
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画面に表示される数値の値に応じて、文字の色や背景色を自動的に変更させる機能をハイライト機能と呼びます。ハイライト機能はもっとも単純なモニタリング機能で、分析ツールやレポーティング・ツールでも利用可能になっています。
OpenOLAPを分析ツールとして使用する場合は、図1、図2のようなハイライト機能が使用できます。
図1:ハイライト表示の設定画面
図2:データセルのハイライト表示 (画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)
図1がハイライトの設定を行う画面です。最小値と最大値の組み合わせで複数の条件を指定し、それぞれの条件に応じたデータセルの背景色とフォントの色を指定できます。このような設定を行っておけば、図2のようにレポート上のデータセルの色が自動的に変更されます。
この例では、最小値として100、最大値として10万を設定し、その条件に対してフォントには赤色、データセルの背景色には薄い赤色を指定しています。
OpenOLAPには、このような標準的な表現方法以外にも、パネル・モードと呼ばれる特殊な表現方法を使用するハイライト機能があります。パネル・モードとは、最小値と最大値の間に等間隔の刻み幅を指定し、その刻みごとに色の濃淡を変える(グラデーションを与える)機能のことで、数値の大きさの分布を感覚的に捉えることができます。
図3は、パネル・モードの設定画面です。
図3:OpenOLAPのパネル・モード設定画面
この例では、800万から1000万の間にある値に対して60段階のグラデーションを与えています。
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著者プロフィール
株式会社アイエイエフコンサルティング 平井 明夫
日本DEC(現HP)、コグノス、日本オラクルを経て現職。一貫してソフトウェア製品の開発、マーケティング、導入コンサルティングを歴任。 特に、データウェアハウス、BI、OLAPを得意分野とする。現在、企業業績管理、管理会計などデータ分析ソリューションの短期導入を可能にするテンプレートやパッケージの開発を行っている。
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