|
||||||||||||
| 前のページ 1 2 3 4 次のページ | ||||||||||||
| 関連プレイヤー(業界マップ) | ||||||||||||
|
今回はUMLの現状を見渡すためにUMLに関連する団体やプレイヤーを整理したいと思う。一般の開発現場に広く普及しているとは言い難いUMLではあるが、関連する団体やプレイヤーは多く存在する(図2)。 |
||||||||||||
![]() 図2:UML関連プレイヤー(業界マップ) |
||||||||||||
|
まずは標準化団体OMGと関わりが深い認定資格/認定機関を中心に関連プレイヤーを整理してみよう。 |
||||||||||||
| 認定資格/認定機関 | ||||||||||||
|
先にも述べた通りUMLはOMGで標準化された表記法であり、ダイアグラム(図)の書き方や使い方が共通化されていることに意味がある。利用者によって書き方や使い方が異なっていては、コミュニケーションの道具として使えない。よって、正しい書き方や使い方を学習する必要があり、そのための教育機関や学習した結果を資格という形で認定する機関が設立されている(図3)。 ![]() 図3:認定資格と認定機関 |
||||||||||||
| OCUP(OMG Certified UML Professional Program) | ||||||||||||
|
OCUP(OMG認定UML技術者資格試験プログラム)は、汎用モデリング言語の世界標準であるUMLの概念と利用方法に関する知識を統一された基準で認定することを目的として、OMGによって制定された認定プログラムである。UMLの最新仕様である「UML 2.0」に準拠し、基本的に読み書き能力にフォーカスしている。 現在は世界130ヵ国以上で受験が可能であり、日本およびインド・オセアニアを含むアジア全域において、UML教育研究所がプログラムの運営と普及促進にあたっている。 UML教育研究所は、2002年11月にOMGの日本代表であるオブジェクトテクノロジー研究所有限会社と株式会社ピーエイの共同出資により設立され、2003年11月から資格試験を提供している。認定資格者の人数は現在のところ未公開となっているが、UMLモデリング技能認定の認定資格者数と同程度の規模と考えてよい。 認定プログラムは、以下の3段階のレベルから構成されている(表1)。 |
||||||||||||
表1:OCUPの認定プログラム |
||||||||||||
|
前のページ 1 2 3 4 次のページ |
||||||||||||
|
|
||||||||||||
|
|
||||||||||||
|
||||||||||||
|
|
||||||||||||
|
||||||||||||
|
|
||||||||||||
|
||||||||||||



