Kent Beck、Word Cunningham、Ron Jeffriesらが提唱。実践的でツボを抑えた内容がプログラマの支持を集め、数あるアジャイル開発プロセスの中ではもっとも関心を集めている。各プラクティスの実践については厳しく制約を課しており、他のアジャイル開発プロセスと比べて規則性が特に高い
Scrum
Ken Schwaber、Jeff Sutherland、Mike Beedleらが提唱。ラグビーのスクラムから由来した名称で人とチームを非常に重視する。プロジェクト管理プロセスと呼ぶに相応しい方法論であり、XPのプロジェクト管理を補完する
ASD(Adaptive Software Development)
Jim Highsmithが提唱。変化への適応を重視し、複雑系の理論を取り込んでいる。具体的なプラクティスというよりは、他のアジャイル開発プロセスも包含するフレームワークとしての理論的基盤がしっかり整備されている
FDD(Feature-Driven Development)
Peter Coad、Jeff De Lucaらが提唱。「フィーチャー」と呼ぶユーザ機能を中心として開発を進める方法論。モデルを重視することが特徴で、明確にオブジェクト指向開発が意識されている。作業の進め方や計画の立案方法がRUPなどアジャイル開発以前の反復型開発に比較的近いため、他のアジャイル開発と比較し違和感なく移行できる