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| Biz/Browserの位置づけ | ||||||||||||
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Biz/Browserは、リッチクライアントの先発製品として市場の成熟とともに顧客のニーズを取り込みながら成長してきました。 リッチクライアント(またはRIA:リッチ・インターネット・アプリケーション)製品として、Macromedia社のFlash/Flexともよく比べられますが、Flashはアニメーション、動画など動きのよさが大きな特徴で、「粘土細工」といえます。クリエータが、動きを創作します。そういった画面、UIを必要とするシステムに本来利用されます。 一方、Biz/Browserは「ブロック」です。業務系、特に定型業務に必要なコントロール(ブロック)を標準搭載しています。それらを組み合わせて画面を作り、ビジネスロジックを組み込めば構築できます。このコントロールは今までの様々なケースを吸収しながら改善、増強されました。その代わりにBiz/Browserは粘土細工のような芸術的な画面は簡単に作れません。作るのはかなり労力を要します。 |
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| Biz/Browserのクラス例 | ||||||||||||
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Biz/Browserの機能はクラス化されています。馴染みのあるコントロールという用語を使ってきましたが、正確にはクラスという表現を用います。例をいくつか紹介します。
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| なお、Biz/BrowserはInternet Explorerのプラグインとしても動作しますので、HTMLやFlashとの共存も可能です。それぞれの特徴を利用したシステムを構築することで、ベストなシステムをエンドユーザに提供できると思います。 図2は、Biz/Browserで作成したRSS Readerで、Biz/Browserが得意としている定型業務ではありませんが、参考までに。左のフレームがBiz/Browserで、右のフレームでHTMLとFlashが動作しています。 フロントエンドに特化することで、様々なシステムを融合することも可能ですので、将来SOAのフロントエンドとして利用していただけるとよいと考えています。Webサービスとの連携はV4.0に組み込みました。WSDLを理解し、Biz/Browserのスクリプトとして関数を作りだす機能も持っています。 |
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| Biz/Browserの動作 | ||||||||||||
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Biz/Browserの動作原理と開発ツールであるBiz/Designerを紹介します。 図4をご覧下さい。上段がHTMLベース、下段がBiz/Browserベース、左側がクライアント、右側がサーバです。Biz/BrowserはWebでのクライアント端末側にインストールされるソフトウェアです。 Browserというネーミングをしていますが、Internet ExplorerのようなHTMLを判断する「Webブラウザ」ではありません。後で紹介しますCRS(チェイン・リフレクション・スクリプト)というテキストベースのスクリプトを理解し、実行するエンジンです。 通信にはHTTP、HTTPSを利用します。サーバからレスポンスされるテキストベースのCRSを解析し、クライアントで動作します。ですので、通常のHTMLベースでのWebと同様、テキストファイルを送り込むWebサーバがあればよいため、サーバ側に特殊なしくみは必要ありません。 また、Biz/Browserはキャッシュ機能を持っており、スクリプト言語はデータと静的な情報(画面デザイン、コントロールの制御など)を分離しています。図4では、画面1およびダイアログ、画面2、画面3の情報は、サーバから受け取った段階で、解析されキャッシュされます。これは恣意的に削除しない限り残ります。 そのため、最終的に通信を流れるのはデータのみとなります。これは、Webを利用してC/Sを作り出すイメージです。業務システムは日々、同じ画面を利用します。ならば、キャッシュしておけばよいというノーマルな考えです。なお、キャッシュは解析されてバイナリとなっていますので、描画も高速です。 |
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