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Eclipse BIRTの特徴
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Eclipse BIRTを使用してのレポート作成では、ドラッグアンドドロップなどのシンプルな動作によってテーブルやリストなどを容易にレポートに組み込むことができます。
またテンプレートを指定すれば、すでにレイアウトされたレポートにデータを入力するだけでレポートの作成が可能です。
表2にEclipse BIRTの主な特徴をあげます。
- データ出力
- 複数のテーブルや複数のデータソースからのデータセットを1つのレポートに出力することが可能であり、またデータソースとしてJDBC、XML、フラットファイル(CSVなど)、自ら作成したJavaオブジェクトも指定できます
- データ変換
- データのソート、サマリ、フィルタリング機能。例えば単純なSQL結果をユーザのニーズにあわせ、レポート内部でソートしたり、グルーピングして出力することが可能です
- ビジネスロジック
- 業務独自のロジックによりデータを加工する必要がある場合、Eclipse BIRTのJavaScript機能が利用できます。また、作成しているJavaアプリケーションからロジックを呼び出すことも可能です
- プレゼンテーション
- データソースより取得した単一のデータセットをテーブル、グラフ、チャート、その他さまざまな形式で出力できます
表2:Eclipse BIRTの主な特徴
この他にも複数のレポートを1枚のレポートに出力するサブレポートやCSSインポート機能、イベントハンドラの使用などがあります。
これらの機能を利用することにより、レポートには柔軟性と拡張性が生まれます。それはすなわち顧客の複雑な要件を満たし、要件変更にも対応し得るレポートの作成が可能となります。
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ダウンロード
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では実際にEclipse BIRTをインストールしてみましょう。
本連載ではWindows 98/ME/2000/XP環境を前提とし、表3にあげたパッケージをダウンロードして、インストールします。
- JDK1.5.0
- Eclipse SDK 3.1.1(eclipse-SDK-3.1.1-win32.zip)
- Graphics Editor Framework(GEF)runtime 3.1(GEF-runtime-3.1.1.zip)
- Eclipse Modeling Framework(EMF)runtime 2.1(emf-sdo-runtime-2.1.2.zip)
- Eclipse BIRT 2.0(birt-report-framework-2_0_0.zip)
- Apache Axis(axis-bin-1_2_1.zip)
- iText 1.3(itext-1.3.jar)
- prototype.js
表3:ダウンロードするファイル
これらはEclipse BIRTプロジェクトのダウンロードページよりダウンロードが可能です。

図2:ダウンロードサイト(Latest BIRT Builds)
また、Eclipse BIRTを動作させるにはEclipse 3.1以降が必要になりますので注意してください(Eclipse BIRTはEclipse2.xでの動作は保証されていません)。
Eclipse 3.1以降をインストールしていない場合は「Eclipse3ではじめるJava Webアプリケーション開発」の記事を参考にインストールおよび設定を行ってください。
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著者プロフィール
株式会社ビーブレイクシステムズ 川本 博之
Javaスペシャリスト。前職ではJava専業ソフトウェアハウスにおいてプロジェクトリーダーとして活躍。現職ではオープンソースに関する技術の研究活動を日々行なう。常に、ビジネス設計を意識したユーザが使いやすいシステム構築を心掛けている。
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