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ドキュメントの活用
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Surge Lab ドキュメントはSurge Lab IDEの特徴であり、開発者にとって強力なツールでもあります。前回でも触れましたが、今回は具体的な活用方法について説明します。起動方法は、Surge Lab IDEのヘルプメニューから「新しいビューアで言語ドキュメンテーションを開く」を選択すると起動します。また、プログラムメニューから直接起動することもできます。
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図5:Surge Lab ドキュメント (画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)
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このドキュメントを見るだけで、Curlアプリケーションの開発を進めることに勇気が沸いてくるのではないかと思います。なぜなら、このドキュメントには基本的な概念から高度な使用方法までもが、サンプルソースコードを含めた形で説明されているからです。
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ドキュメントの使用方法
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このドキュメントが開発者にとって非常に強力なツールである理由は、具体的なサンプルコードがふんだんに記載されているからなのですが、このサンプルコードをその場で修正して実行できることにもあります。
これはドキュメント自体がCurlアプリケーションとして動作しているからです。サンプルコードをそのまま入力可能な状態のテキストとして扱い、そのテキストをそのままコンパイルして実行できる構造になっているのです。
では、実際に活用してみましょう。ここでは例として、「Surge Lab 開発者ガイド → 基本概念 - データ型 → クラス メンバ → クラス定数、変数およびプロシージャ」を見ていきます。ページを開くと、説明の下にサンプルコードが記載されており、その下には「実行」、「元に戻す」、「アプレットとして保存する」、「ポップアップを閉じる」のボタンが配置されています。では、試しに実行ボタンを押してみましょう。すると、その場でサンプルコードがコンパイルされて、実際の処理結果がポップアップウィンドウに表示されます(図6)。
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図6:Surge Lab ドキュメント画面での実行 (画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)
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このことから、ドキュメントが動的なCurlアプリケーションとして作成されているのが理解できるかと思います。
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著者プロフィール
セントラル・コンピュータ・サービス株式会社 松永 俊思
メインフレーム、クライアントサーバ、Webシステムと基幹系から情報系アプリケーションシステム開発を実施。また、開発支援パッケージとして「MagicAnswer for Notes」(NotesDomino設計要素解析ツール)の製品監修を担当。2002年より営業に転じ、企業の情報システム課題に対する提案を進めている。Curlは次世代アプリケーション像として、2004年より取り扱う。問い合わせE-mail:curlsales@ccs.co.jp
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