第2回:ドキュメントを活用したCurlアプリケーションの開発 (1/4)

リッチクライアントCurlの特徴と導入実態
リッチクライアントCurlの特徴と導入実態

第2回:Curlアプリケーションの開発とドキュメントの活用
著者:セントラル・コンピュータ・サービス  松永 俊思
2005/5/23
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Curlアプリケーションの開発

   今回はCurlアプリケーションの開発方法について説明します。Curlアプリケーションの開発は、その統合開発環境であるSurge Lab IDEでおこないます。Surge Lab IDEの基本的な使用方法と、ドキュメントを活用した開発手順をみていきます。

開発のための設定

   Surge Lab IDEを起動する前に、ファイルの書き込みなどができるように、ディレクトリに特権を与えます。Curl RTEのCurl コントロールパネルから特権ロケーションのタブを選択し、開発をおこなうディレクトリとCSK(Curl Starter Kit)をインストールしたディレクトリに特権を与えます。


編集局注: CSK(Curl Starter Kit)とは、棒グラフなどの複雑なアプリケーションのコンポーネント群・豊富なサンプルソース・開発支援のためのツールやユーティリティなどが含まれた開発支援ツールです。Surge Lab IDEの購入者には無償で提供されています。
プロジェクトの作成

   特権の設定ができましたら、Surge Lab IDEを起動します。まずはファイルメニューから新規プロジェクトを選択し、新規ダイアログを開きます。今回は簡単なアプレットを作成しながら説明していきますので、新規ダイアログでアプレット プロジェクトを選択します。また、ここではマニフェスト名に「テストプロジェクト」、ディレクトリに「C:\Curl」を指定しました(図1)。

プロジェクトの作成
図1:プロジェクトの作成
(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)


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セントラル・コンピュータ・サービス株式会社
著者プロフィール
セントラル・コンピュータ・サービス株式会社  松永 俊思
メインフレーム、クライアントサーバ、Webシステムと基幹系から情報系アプリケーションシステム開発を実施。また、開発支援パッケージとして「MagicAnswer for Notes」(NotesDomino設計要素解析ツール)の製品監修を担当。2002年より営業に転じ、企業の情報システム課題に対する提案を進めている。Curlは次世代アプリケーション像として、2004年より取り扱う。問い合わせE-mail:curlsales@ccs.co.jp


INDEX
第2回:ドキュメントを活用したCurlアプリケーションの開発
Curlアプリケーションの開発
  Curlアプレットの編集と実行
  ドキュメントの活用
  ドキュメントの修正とコピー
リッチクライアントCurlの特徴と導入実態
第1回 リッチクライアントの発展とCurl
第2回 ドキュメントを活用したCurlアプリケーションの開発
第3回 Curlアプリケーションの公開
第4回 Curlの適用事例(前編)
第5回 Curlの適用事例(後編)
関連記事 : Biz/Browserで経営の効率化を実現する
第1回 リッチクライアントとBiz/Browser
第2回 Biz/Browserの運用事例
第3回 「Biz/Browser」の機能紹介
第4回 「Biz/Browser」の機能による生産性の向上
第5回 「Biz/Browser」の「昨日」「今日」「明日」
関連記事 : リッチクライアントの現状と今後の動向
第1回 リッチクライアントとは
第2回 リッチクライアントの市場調査結果
第3回 リッチクライアントの適用事例
第4回 リッチクライアント製品/技術動向
第5回 リッチクライアントの将来
関連記事 : IdbAで構築する生産性が高いリッチクライアント
第1回 Rimless Computingとは?
第2回 リッチクライアントとIdbA
第3回 コンポーネントの開発事例
第4回 これからのリッチクライアント
第5回 開発生産性を向上するIdbA R2.0と、その方向性
Eclipseで実現するリッチクライアントの世界
第1回 他とは異なるEclipse RCPの特徴
第2回 アプリケーションを実際に作ってみる(前編)
第3回 アプリケーションを実際に作ってみる(後編)
第4回 アプリケーションの配布
企業システムにCurlを適用させるメリット
第1回 5つのCurlの利用方法
第2回 従来のWebアプリケーションとリッチクライアントにおける開発方法の違い
第3回 Curlフレームワーク「CX4」で変わるリッチクライアント開発

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