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| BladeCenterのオープン性 | ||||||||||||
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BladeCenterとはBladeサーバーが搭載されるシャーシーの名称になります。このBladeCenterには、サーバーだけでなく、Ethernet SwitchやFibre Channel Switchの搭載が可能となっています。これらEthernet SwitchやFibre Channel Switchはオプションとして様々なパートナーの製品の中から選択することが可能です。 ![]() 図4:BladeCenterの選択肢 BladeCenterはIBM1社だけで開発したわけではなく、インテル・コーポレーションとの共同で開発され、2004年9月に仕様が公開されています。BladeCenterにおけるオープン性とは、仕様の公開、豊富なオプション類にあります。 以下にEthernet SwitchやFibre Channel Switchの主な製品を掲載しておりますが、複数パートナーの製品が選択可能となっています。複数パートナーのオプションを選択できることで、BladeCenterのオープン性を理解できるかと思います。ノーテル・コーポレーションの製品では、Alteon OSが使用され、シスコ・システムズの製品ではIOSが使用されています。このように、お客様がご使用の環境にあわせ、使いなれた製品を選択できる点がBladeCenterの魅力であるといえます。 |
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| Blade.orgによる協業・連携 | ||||||||||||
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2005年6月、IBMとパートナーによって、Blade.orgを創設することが発表されました。Blade.orgはBladeソリューションの発展を加速させる共同開発コミュニティです。それぞれの分野におけるリーディングカンパニーである、ブロケード コミュニケーションズ システムズ、シトリックスシステムズ、インテル・コーポレーションネットワークアプライアンス、ノーテル・コーポレーション、ノベル、ヴィエムウェア、IBMが参加しています。Blade.orgのミッションは、パートナー、ベンダー、開発者同士の世界的な協力によるBladeソリューションの発展にあります。 目標は、Bladeベースソリューションの共同開発、互換性や相互接続性における要件定義の共同作業、情報交換、コミュニティベースのBladeソリューション開発にあります。 2004年にIBMとインテル・コーポレーションによってBladeCenterの仕様が公開され、今後オープン・コミュニティがBladeCenterのソリューションを開発する数百のベンダーを手助けしていきます。オープンであるがゆえに、新しくかつ特殊なソリューションが生まれ、結果としてお客様へ多くのメリットを提供することになります。また共同開発よる短期間でソリューション提供が実現され、お客様のご要望によりスピーディにお答えすることが可能となるでしょう。 ![]() 図5:Blade.org |
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| おわりに | ||||||||||||
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これまで説明したきたようにBladeCenterにおける「オープンへの取り組み」「協業・連携」については、IBMの取り組みをご理解頂けたと思います。「仮想化機能の強化」については最後にまとめておきたいと思います。 仮想化が求められる背景として、1つの要因としてサーバーの増加を例にあげました。サーバー数増加による課題解決には、サーバー統合が考えられ、サーバーの集中化と仮想化統合がインフラソリューションとして早期に実践できる方法であることを説明しました。具体的に、Cisco Catalyst 6500のNetwork Virtulization、Vmware ESX Serverによる仮想化統合、NUMA対応、TPM/TIO連携をあげましたが、それぞれの最適化のポイントを以下にまとめておきます。 |
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表8:仮想化の最適化ポイント |
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サーバー統合の推進によるシステムの標準化は、すべてのコストが削減されるのではなく初期投資は膨らむ場合もあります。1つの項目にだけ捕らわれるのではなく、インフラ・システムの全体として、お客様のビジネス形態、システム形態に対応できる最適化ポイントを見つけ、新しいITインフラを構築頂ければと思います。 |
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