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| まとめ | ||||||||||||
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今回の調査を通じて、ソフトウェア開発プロジェクトについてのいくつかの貴重な知見が得られた。まずはご指導・ご協力いただいた経済産業省、情報処理推進機構(IPA)、経済団体連合会ほか有効なデータを提供いただいた関係各位に厚く御礼申し上げる。またさらに多くのデータを収集でき、より多くの知見が提供できれば皆様の喜びも倍増できたのではないのかと思われるので、その点についてはお詫びしたい。しかし収穫は多く、前出の具体的な知見のほかに以下のような成果と反省が得られた。 |
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| 成果と反省 | ||||||||||||
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ソフトウェアメトリックス調査において、表2の成果が得られた。
表2:ソフトウェアメトリックス調査の成果
また、表3のように反省点も浮き彫りとなった。
表3:ソフトウェアメトリックス調査の反省点
「基幹業務システムの寿命は17年」という調査結果をJUASは2003年に発表した。システムライフコストを考えれば、保守運用の費用の方が開発の数倍かかることがわかっている。しかし保守運用の実態は計数管理化しにくいということから、その実態は闇の中である。他社と比較して保守運用のノウハウを開示し、システム保守の品質・生産性・工期管理レベルが向上する道を開いていきたい。 すでにJUASでは「システム保守の評価値問題の研究」をはじめているため、その成果を調査分析して新たな知見の発見に結びつけていきたい。JUASでは今まで40件近いプロジェクト・研究会・フォーラムを実施しており、その各プロジェクトから得られた知見をこの調査に借用して活用してきた。今後も相互のノウハウを研磨研鑽(けんまけんさん)しあって日本の情報化社会の前進に役立つ活動を続ける予定である。そのためにも、皆様にご協力をお願いしたい。 最後に、この調査報告を推進したJUASのシステム開発生産性プロジェクトの各位に「知恵のご提供」も含めて礼を述べるとともに、次年度も皆様の参加をお願いしたい。あわせて、新たにこの分野に興味を持って参加される企業の代表が増加することを期待している。 |
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