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第3回:サーバ関連の知識を磨く!

2007/10/29
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サーバに関する知識を広めよう

   サーバ運用に関する人気過去記事を紹介する当コーナー。第3回となる今回は「サーバ関連の知識を磨く!」と題し、サーバ構築やサーバ仮想化技術といった、サーバに関連するノウハウやテクニック、情報をまとめた連載記事を紹介する。

   サーバの構築・運用に関する知識を深める一助となれば幸いである。
サーバに関する5つの視点
サーバ構築入門編
Mac OS X Serverでのサーバ構築を考える
サーバ構築のノウハウを知る
様々なシステムの構築を考える
サーバ仮想化の基礎知識


様々なシステムの構築を考える

   エンタープライズサーバとして飛躍的に増えるブレードサーバ。また、ユビキタスネットワーク社会を実現するツールの1つとして注目を集めるRFID(RFIDタグを利用した情報システム)。

   ここでは、「様々なシステムの構築を考える」と題して、ブレードサーバ+Red Hat Enterprise Linux 4によるサーバ構築、RFIDによるシステム構築を取り上げた連載を紹介する。

改めて知っておきたいRed Hat Enterprise Linux 4 - サーバ編 改めて知っておきたいRed Hat Enterprise Linux 4 - サーバ編
第1回:ブレードサーバとLinux
著者:日本ヒューレットパッカード  古賀 政純
ブレードサーバの導入が加速する理由

   最近エンタープライズサーバとして、飛躍的に増えているのがブレードサーバです。ブレードサーバがエンタープライズシステムにおいて急速に導入されている主な理由としては、以下のようなものがあげられます。

  • ラックあたりのサーバの集積密度を高めることが可能
  • 結線作業の煩雑化を大幅に低減
  • 障害発生時のハードウェア交換作業を簡素化
  • OSやアプリケーションのインストールや配布などを管理ソフトウェアによって一元管理
  • 管理ソフトウェアによりハードウェアコンポーネント(温度、ファン、電源)の物理管理が容易
  • エンクロージャの空スロットにブレードを挿すことで、システム拡張性が大幅に改善

表1:ブレードサーバがエンタープライズシステムに導入されている理由

   ブレードサーバが採用されている分野としては、その多くがWebサーバやWebアプリケーションサーバ、メールサーバなどのエッジサーバに使われています。またHPC(High Performance Computing)の分野で使われる超並列計算機としても利用されています。

   最近ではSANストレージにデータベースを持ち、ブレードサーバを接続したHAクラスタなどの高い耐障害性を要求されるシステムにもブレードサーバが導入されることもあります。

RFIDによるシステム構築 RFIDによるシステム構築
第1回:RFIDとは
野村総合研究所  藤吉 栄二
はじめに

   ユビキタスネットワーク社会を実現するツールの1つとして、RFIDに注目が集まっている。「RFIDを利用すれば、リアルとバーチャルの融合が実現する」「トレーサビリティ(追跡可能性)を実現し、きめ細かい商品管理ができる」「大量の商品を一気にスキャンできる」など様々な可能性が語られる一方で、「RFIDはまだ使えない」「使えるようになってきた」と評価の段階に入ってきた。

   現在のRFIDブームは、2003年に設立されたEPCグローバル(それまではAutoIDセンター)や小売最大手のウォルマートが2003年に発表したRFID導入プログラム(「ウォルマート マンデート」ともいわれる。)、さらに日本における超小型ICチップの開発やユビキタスIDセンターの活動など様々な要因によるところが大きい。他方で、先のような評価がでてくることは、先行する期待の大きさに対して、RFIDの導入には様々な検討課題があることの証ともいえよう。

   本連載ではRFIDとはそもそも何か、利用事例やシステム構築上のポイント、課題などを数回に渡って紹介する。

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INDEX
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  サーバ構築入門編
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様々なシステムの構築を考える
  サーバ仮想化の基礎知識