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| テストの作成と実施(SeleniumRC−Java) | ||||||||||||||||
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「第5回:テストの作成と実施(SeleniumCore−HTML後編)」に続き、今回は開発言語でテストを作成し、実施するまでの流れを説明します。開発言語でテストを記述する場合は、SeleniumRCを使います。ここではアプリケーションと同じJavaでテストケースを作成していきます。 |
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| SeleniumRCの構成 | ||||||||||||||||
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テストの作成に入る前に、SeleniumRCの仕組みと構成について簡単に説明しましょう。 SeleniumRCは大きく分けて2つのモジュールで構成されています。1つは「selenium-server」、もう1つが「ClientDriver」です。selenium-serverは仮想のプロキシサーバとして動作するもので、SeleniumCoreを内包しています。ClientDriverはselenium-serverやWebブラウザを制御するためのライブラリです。 ![]() 図1:SeleniumCoreの構成 SeleniumCoreはテスト対象のサーバにSeleniumCore本体とテストケースをデプロイする必要がありました。しかし、SeleniumRCではSelenium本体とテストケースをサーバにデプロイする必要はありません。これはselenium-serverがクライアントPCとテスト対象サーバを中継してテストを実行するためです。したがって、SeleniumRCでテストを実施する場合は必ずselenium-serverが起動している必要があります。 なお、selenium-serverはJavaで書かれたプログラムであり、起動するためにはJRE 1.5以上が必要です。 selenium-serverを起動する方法は2つあります。1つはコマンドプロンプトから起動する方法です。なおバッチファイルからコマンドラインを実行することもできます。もう1つはClientDriverを使用して、開発言語でプログラムの中から起動する方法です。 基本的には、SeleniumRCでHTMLを使用する場合はコマンドラインで起動し、開発言語を使用する場合はプログラムの中から起動する方法を利用します。 |
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| 使用するファイルと構成 | ||||||||||||||||
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開発言語を使用してテストを行う場合、各言語のテスティングフレームワークを使用します。Javaの場合はJUnitのテストとしてテストケースを作成し、実行することになります。 Javaでテストケースを記述する場合に必要なファイルは以下の通りです。
表1:テストケースを記述する場合に必要なファイル Javaでテストケースを記述する場合のテスト構成は下図のようになります。 ![]() 図3:Seleniumのテスト構成(Javaテストケース) |
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| プロジェクトの作成 | ||||||||||||||||
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ではプロジェクトを作成してみましょう。具体的には以下の手順で進めていきます。 |
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| Javaプロジェクトを作成する | ||||||||||||||||
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最初にJavaのプロジェクトを作成します。プロジェクト名は「SeleniumRCTest」、プロジェクトレイアウトには「別のソース及び出力フォルダを作成」のチェックを入れます。なおソースフォルダの構成に決まりはありません。ここでは「src」フォルダをソースフォルダに、「bin」フォルダを出力フォルダとしましたが、適宜使いやすい設定を行ってください。 |
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| SeleniumRCをダウンロード・解凍する | ||||||||||||||||
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SeleniumRCのダウンロードページよりファイルを入手し、ZIPファイルを任意の作業フォルダに保存・展開します。
SeleniumRCのダウンロードページ
http://www.openqa.org/selenium-rc/download.action ダウンロードするときは最新版のMajor releaseリンクをクリックします。なお原稿執筆時点ではselenium-remote-control-0.9.0となっています。 |
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