 |
|
1 2 3 4 次のページ
|
 |
「MIRACLE LINUX V4.0 -Asianux Inside」のインストール
|
今回は「MIRACLE LINUX V4.0 -Asianux Inside」のインストール方法について説明します。MIRACLE LINUXをインストールする作業の中で、いくつかのデータを入力する必要があります。これらの入力データをあらかじめ調べておくことで、MIRACLE LINUXのインストールがより効率的に行えます。ここでは、MIRACLE LINUXをインストールする環境について事前に確認するものを説明します。
|
ハードウェア環境
|
まずMIRACLE LINUXをインストールするハードウェア(周辺装置を含むコンピュータ全体)について明らかにします。インストーラが自動的に検出できる場合もありますが、問題が発生した場合の対応などにはハードウェアの情報が欠かせません。サポートへの問い合わせにも必要になるので、必ず確認してください。
CPU |
X86版 |
PentiumPro以降必須、PentiumII以降を推奨 |
X86 - 64版 |
64bit Intel Xeonプロセッサ、もしくはAMD Opteronプロセッサ、AMD Athlon64プロセッサ |
メモリ |
256MB以上必須、512MB以上を推奨 |
|
ハードディスク |
1GB(最小構成)以上の空き容量が必須、5GB以上を推奨 |
表1:推奨システム要件
|
ネットワーク環境
|
MIRACLE LINUXをインストールするコンピュータがネットワークに接続される場合には、接続するネットワーク環境を確認しておきます。
- ホスト名
- ドメイン名
- IPアドレス
- ネットマスク
- ゲートウェイ
- DHCPサーバ
- DNSサーバ
- 2番目のDNSサーバ
- 3番目のDNSサーバ
表2:ネットワーク確認・設定項目
|
ソフトウェア環境
|
インストール中にはいくつかのソフトウェアに関する設定を行います。あらかじめ、どのように設定するかを決めておきます。
- 言語
- ブートローダ
- 時刻
- rootの設定
- X Windows System
表3:ソフトウェアに関する確認・設定項目
|
1 2 3 4 次のページ
|

|
|

|
著者プロフィール
ミラクル・リナックス株式会社 中野 正彦
カスタマーサービス本部 製品企画グループ シニアマネージャー 2003年3月に親会社の日本オラクル株式会社からミラクル・リナックス株式会社に転籍し、製品リリース、製品マーケティング、広報などの業務を担当。また、Linux技術者を認定する世界的な組織 The Linux Professional Institute(LPI)の日本支部、LPI-JAPANの理事を務めています。
|
|
|
|