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iReportの理解を深めるために
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こんにちは。ビーブレイクシステムズの横井です。今回は第2回で解説した基本操作から一歩進んで、見積書を作成しながらiReportについての理解を深めて行きましょう。
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見積書の作成の事前準備
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今回作成する見積書では、内訳部分の内容をデータベース(注1)から取得しますので、あらかじめ以下のようにテーブルを作成しておきます。
テーブルの生成
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CREATE TABLE ESTIMATE(
ESTIMATE_ID VARCHAR PRIMARY KEY NOT NULL,
PRODUCT_NAME VARCHAR NOT NULL,
COUNT INTEGER,
PRICE INTEGER,
NOTE VARCHAR);
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データの投入
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INSERT INTO ESTIMATE VALUES('1','製品A',8,8000,'');
INSERT INTO ESTIMATE VALUES('2','製品B',9,9000,'');
INSERT INTO ESTIMATE VALUES('3','製品C',10,10000,'');
INSERT INTO ESTIMATE VALUES('4','製品D',11,11000,'');
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※注1:本連載ではデータベースとしてPostgreSQL 7.4.6を使用していますが、JDBCで接続可能なデータベースであれば何でも構いません。
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データソース設定
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次に、作成したテーブルをiReportから参照できるようにデータソースの設定を行います。メニューから「データソース→コネクション / データソース」を選択し、「Connections / Datasources」ダイアログで「New」を選択します。先ほど作成したテーブルと環境を合わせてJDBCの接続設定を行い、「Test」を押して接続が確認できたら「Save」で設定を保存します(図1)。
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図1:データソース接続設定
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JDBCの接続設定ができましたら、メニューから「ビルド→有効な接続の設定」を選択して、作成したデータソースを選択します。
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著者プロフィール
株式会社ビーブレイクシステムズ 横井 朗
オープンソース指向技術コンサルタント。Java専門のソフトウェアハウス〜フリーエンジニアを経て現職。帳票開発のみならず、オープンソースを用いたシステム構築を日々提案。なによりもお客様の真のニーズを求めるため社内外でオープンソースに関する啓蒙活動を行う。
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