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| ビジネスプロセス価値上での評価 | ||||||||||||||||
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財務価値の視点とともに、一般的に適用されている評価項目であり、BSCでの評価項目でもある。 特に、生産性向上の視点からビジネスプロセスの価値が評価されることが一般的であり、その結果が金額価値で評価しやすいため、財務価値の視点の中に組み込まれていることになる。 ここでは、ビジネス遂行上での付加価値を中心にして評価することにし、即時性、正確性、業務間連携、業務処理自動化、セキュリティ、コンプライアンスなどの視点から評価する。 特に、業務システムにおける業務フロー(ワークフロー)の改革とともに、新しい処理機能の創造追加による優位性を作り込む組織・スキルと連携して評価する必要がある。 |
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| 人材スキル価値上での評価 | ||||||||||||||||
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人材スキル価値に情報システムが寄与することの評価は、多くの企業では検討対象外であるが、BSCにおける「学習と成長」の視点に対応するものである。人材スキル価値は、業務システムの情報システム化とその利用を通じて、「業務処理水準向上」、「IT使用スキル」、「情報付加価値形成」の面で貢献することが可能である。 情報システム部門としては、コンピュータによる業務処理機能、データベースの仕組みから効果/効率を導きだす創造力を養うことを支援することにより経営活動に貢献する必要がある。 |
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| 組織革新価値上での評価 | ||||||||||||||||
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事業改革、組織改革を進めるために、情報システムを足場にして社内コンセンサスを形成し進める工夫が日本企業では必要である。これは、組織内の各担当者が何らかの形で参画することにより総力を結集しやすい局面を作りだす必要があることと、一方、各担当者に何らかの影響があるので、自己防衛的な参加が必要であるなどの必然性を伴っている。これはBSCにおける「学習と成長」の視点に対応するものであるが、ここでは、組織の面に焦点を当てて評価する。 ビジネスモデル、ビジネスフォーメーション、ビジネスルール、ビジネスプロセスの面に組織がどのように関与するか、どのような効果を発揮するかで評価することができる。加えて、これらを組織的な活動で達成する組織文化の成熟度合を評価することが必要である。 組織力を発揮する基盤形成に間接的に情報システムが貢献する度合であり、この評価は一般的には行われていないが、組織改革を進める糸口を情報システムが提供し、常に改革を進める習慣、成熟度向上を狙う目的で評価することが必要である。 |
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