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LifeKeeperのすべて
第5回:LifeKeeper for Windowsの操作(前編)
著者:
サイオステクノロジー クラスタソリューショングループ
監修者:
サイオステクノロジー 小野寺 章
2005/12/26
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セカンダリサーバ「TESTLK2」にIPリソースを拡張
続いてウィザードに応答していくことによってセカンダリサーバ「TESTLK2」にIPリソースを拡張することができる。
1. ターゲット・サーバ
セカンダリサーバ「TESTLK2」を選択し「次へ」ボタンを押す。
図21:ターゲット・サーバ
2. スイッチバック・タイプ
プライマリサーバの設定と同様に「INTELLIGENT」を選択し「次へ」ボタンを押す。
図22:スイッチバック・タイプ
3. ターゲットの優先順位
今回はデフォルト値の「10」のまま「次へ」ボタンを押す。
図23:ターゲットの優先順位
ここまで設定を行うと、IPリソースがセカンダリサーバにおいて拡張可能かどうかのチェックが実行される。チェックに問題がなかった場合にセカンダリサーバへのIPリソース拡張が実行される。
この後、プライマリサーバで指定した内容と同じ質問が繰り返されるが、質問に対する値はプライマリサーバで設定したものと同じものを選択する。
最後に「完了」ボタンを実行すると図24のようにIPリソースの作成が完了する。
図24:IPアドレス設定完了画面
次回は
次回はボリューム・リソースの作成とLifeKeeperの動作確認について解説する。
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著者プロフィール
サイオステクノロジー株式会社 クラスタソリューショングループ
サイオステクノロジーにおいて、SteelEye LifeKeeperの技術サポートや構築支援を行うエンジニア集団。日本国内で、彼ら以上にLifeKeeperを知る者たちはいないと自負している。世の中のすべてのHAクラスタがLifeKeeperになることを夢見て日々奮闘を続けている。
監修者プロフィール
サイオステクノロジー株式会社 小野寺 章
インフラストラクチャービジネスユニット
エンタープライズソリューション部 部長
国産汎用機メーカに入社し、汎用機のSEを10数年担当、1994年頃からオープン・ダウンサイジングブームの到来とともにUNIX系OSを担当し、Solaris、HP/UXでSun Cluster、Veritas Cluster、MC/ServiceGuardなどを使用した、多数のミッションクリティカルシステムのHAシステム構築に従事。2001年ノーザンライツコンピュータ(現サイオステクノロジー)へ入社後、SteelEye LifeKeeperの総責任者としての国内での販売・サポート業務に従事。
INDEX
第5回:LifeKeeper for Windowsの操作(前編)
はじめに
通信パスの作成
IPリソースの設定
セカンダリサーバ「TESTLK2」にIPリソースを拡張