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グラフ生成の流れ
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それではさっそくグラフの生成の流れを見ていきましょう。JFreeChartのグラフ作成では、表1の3つの処理を行う必要があります。
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- データセットの作成
- JFreeChartオブジェクトの生成
- グラフの出力
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表1:グラフ作成の流れ
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まずは図2の円グラフの生成を例にして、この流れを確認していきます。
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図2:円グラフのサンプル
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以下が円グラフを生成するソースコードです。先ほど説明した3つのステップでグラフを生成していることがおわかりいただけるかと思います。複雑なグラフの場合でも基本的な流れはこの3つのステップとなりますので、しっかりおさえておいてください。以降ではこの3つのステップの詳細について説明します。
円グラフの生成
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package jfreechart;
import org.jfree.chart.ChartFactory;
import org.jfree.chart.ChartFrame;
import org.jfree.chart.JFreeChart;
import org.jfree.data.general.DefaultPieDataset;
/**
* 円グラフのサンプル
*/
public class PieChartSample {
public static void main(String[] args) {
// (1)データセットの作成
DefaultPieDataset data = new DefaultPieDataset();
data.setValue("Category 1", 50);
data.setValue("Category 2", 20);
data.setValue("Category 3", 30);
// (2)JFreeChartオブジェクトの生成
JFreeChart chart = ChartFactory.createPieChart(
"Simple Pie Chart",
data,
true,
true,
false
);
// (3)グラフの出力
ChartFrame frame = new ChartFrame("Simple Pie Chart", chart);
frame.pack();
frame.setVisible(true);
}
}
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著者プロフィール
株式会社ビーブレイクシステムズ 横井 朗
オープンソース指向技術コンサルタント。Java専門のソフトウェアハウス〜フリーエンジニアを経て現職。帳票開発のみならず、オープンソースを用いたシステム構築を日々提案。なによりもお客様の真のニーズを求めるため社内外でオープンソースに関する啓蒙活動を行う。
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