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JFreeChartとは
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こんにちは。ビーブレイクシステムズの横井です。今回から2回に渡ってJFreeChartというJavaからグラフを生成するためのライブラリについて説明します。
JFreeChartは歴史も長く、iReportなどのOSSや商用製品で数多く使用されているので、触ったことのある方もいるかと思います。JFreeChartを使用して分析系の帳票にグラフを組み込んだり、ユーザインターフェイスに組み込んで、アプリケーションの訴求力を高めたりすることが出来ます。ライセンスはLGPL(GNU Lesser General Public License)となっているため商用製品にも利用可能です。
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インストール
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JFreeChartのプロジェクトページ(http://www.jfree.org/jfreechart/)から最新版(注)をダウンロードし、任意のディレクトリに展開します。
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注:本連載ではバージョン0.9.21を使用しています。
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編集局注:JFreeChartのウェブサイトの"You can run the demo with Java Web Start."の"demo"をクリックするとJava Web Start経由でデモを実行できます。
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デモ実行
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JFreeChartでどのようなグラフが作成できるのかを知るために、デモを実行してみましょう。JFreeChartを展開したディレクトリに移動し、以下のコマンドを実行するとデモが起動し、図1のような画面が表示されます。
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java -jar JFreeChart-0.9.21-demo.jar
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図1:JFreeChartのデモ画面
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左側のツリーで種類を選択して、右側のグラフを見ていただければ、表現力豊かなグラフが作成できることがおわかりいただけるかと思います。なお、JFreeChart自体はソースが公開されていますが、残念ながら、こちらのデモのソースコードは開発ガイドと共に有料になっています。
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著者プロフィール
株式会社ビーブレイクシステムズ 横井 朗
オープンソース指向技術コンサルタント。Java専門のソフトウェアハウス〜フリーエンジニアを経て現職。帳票開発のみならず、オープンソースを用いたシステム構築を日々提案。なによりもお客様の真のニーズを求めるため社内外でオープンソースに関する啓蒙活動を行う。
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