デプロイメントターゲットの定義ができましたら、次はプロジェクトに含まれる各コンポーネントリソースの取り扱い方を定義します。これはアクティブなデプロイメントターゲットごとに定義します。コンポーネントターゲットの状態はプロジェクトメニューから「コンポーネントターゲット設定を表示」を選択することでプロジェクトペインに表示させることができます。
プロジェクトメニューの「コンポーネントターゲット設定の編集」を選択すると「コンポーネントターゲット設定」ダイアログが表示されます。このダイアログではコンポーネントリソースが利用可能な設定が表示されます。
コンポーネントリソースがファイルかディレクトリの場合は表3が選択できます(図5)。
- ターゲットにコピー
- 全てのコンテンツをデプロイメントターゲットのディレクトリにコピーします
- ターゲットマニフェストにインクルード
別のパスを使ってターゲットマニフェストにインクルード
- コンテンツをコピーせずにマニフェストの中で指定されているパスを参照してインクルードします
表3:コンポーネントリソースがファイルかディレクトリの場合
図5:ファイルターゲットの設定 (画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)
コンポーネントリソースがファイルかパッケージの場合は表4が選択できます(図6)。
- ターゲットにコピー
- パッケージファイル(load.scurlとも呼ばれます)とこのパッケージファイルを構成する全てのCurlソースファイル(.scurl)をデプロイメントターゲットのディレクトリにコピーします
- ターゲットに.pcurlを生成する
- パッケージの.pcurlファイル(プリプロセスパッケージファイル)を作成してデプロイメントターゲットのディレクトリに生成します
- ターゲットマニフェストにインクルード
別のパスを使ってターゲットマニフェストにインクルード
- コンテンツをコピーせずにマニフェストの中で指定されているパスを参照してインクルードします。
表4:コンポーネントリソースがファイルかパッケージの場合
図6:パッケージターゲットの設定 (画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)
パッケージの場合は「ドキュメンテーションを作成しますか?」という選択があります。このオプションを選択すると、指定した設定に加えてパッケージのAPIドキュメント(パッケージ名と同じ名前のドキュメントファイル)が作成されます。このパッケージのドキュメントファイルは前回説明したCSKのドキュメントファイルのように、Surge Lab IDEのドキュメントで参照ができます。パッケージの構成を管理するドキュメントとして非常に有効な機能になっています。
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