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土日に極める「プロジェクト管理マスター」への道
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手法とツールで二人三脚のプロジェクト管理

2007/8/24
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長く険しいプロジェクト管理マスターへの第一歩

   「特集2:プロジェクト管理の奥義」ではプロジェクト管理の基礎にはじまり、心構えやノウハウ、お役立ちツールまでを紹介する幅広い記事が目白押しだ。すでに、以下の計13本の記事が掲載されている。
特集2:プロジェクト管理の奥義
企業価値を高める強いチームの創成
第1回 チームビルディングのフレームワークとは
第2回 モチベーションの維持とモラールマネジメント
第3回 ビジョンの共有とリーダーの条件
ユーザ納得のWin - Winプロジェクト管理
第1回 プロジェクト管理は顧客との対決ではない
第2回 アクセル全開で臨むキックオフ
「プロジェクト管理基盤」整備のススメ〜対症療法に陥らないために〜
第1回 プロジェクト管理基盤とは何か
第2回 プロジェクト管理の前提条件
プロジェクト管理ツールProjectKeeperを試そう!
第1回 プロジェクト管理とプロジェクトマネジメントの違い?
徹底比較!! OSSプロジェクト管理ツール
第1回 こんなにあるオープンソースのプロジェクト管理ツール
第2回 オープンソースのプロジェクト管理ツール
第3回 エンタープライズ向けプロジェクト管理ツールProjectKeeperとSugarCRM
実践プロジェクト管理
第1回 プロジェクトマネージャとプロジェクトリーダの役割とは
第2回 見積もり〜設計フェーズで重要なポイント

   今回は、これらの連載記事の中からプロジェクト管理マスターへの第一歩を踏み出すための注目記事をピックアップする。


プロジェクトを推進する強力なチーム

   「利益や他社との差別化を期待するプロジェクトはチームでなければならない」

   この視点からプロジェクト管理をみつめるのが、連載「企業価値を高める強いチームの創成」だ。強いチームを形作るための「チームビルディング」を主のキーワードにし、課題や方法論を解説している。

企業価値を高める強いチームの創成 企業価値を高める強いチームの創成
第1回:チームビルディングのフレームワークとは
著者:オープンストリーム  赤穂 満
   最近の企業を取り巻く環境の変化は著しいものがある。しかもその変化はダイレクトに事業主体である組織やメンバーに影響を与えている。その結果として、事業分割や事業統合といった組織再編が繰り返えされ、組織の構成員である社員にも多くの脅威を与えていることはいうまでもない。

   このような環境下で、昨今「チームビルディング」という言葉をよく耳にする。

   チームビルディングとは、各部署の利害を超え、組織をチームとして捉え、企業の方向性や経営理念などを確認しながら、チーム内の共通認識と相互理解を深めることで、チームとして組織力を高めていくことである。


   第2回以降はさらにテーマを掘り下げ、「モチベーションの維持とモラールマネジメント」や「ビジョンの共有とリーダーの条件」などのテーマを取り上げている。新規プロジェクトを開始する前に、ぜひ一読してほしい。


押し寄せる様々な課題には、それに見合った解決策がある

   「ユーザ納得のWin - Winプロジェクト管理」は、プロジェクトを進めていく上で直面する様々な課題をいかにして解決していくかのノウハウを詰め込んだ連載だ。

   ユーザ企業代表C社の新プロジェクトリーダー・結佐(ゆうさ)氏と、開発ベンダー代表R社の若きエースプロジェクトマネージャー・弁田(べんた)氏の2人を通し、ユーザとベンダーそれぞれの立場からみたプロジェクトとのかかわり方をひも解いていく。

ユーザ納得のWin - Winプロジェクト管理 ユーザ納得のWin - Winプロジェクト管理
第1回:プロジェクト管理は顧客との対決ではない
著者:ウルシステムズ  村上 歴
   プロジェクト管理は難しいものです。大規模には大規模なりの、小規模には小規模なりの困難があります。ウォーターフォールでもアジャイルでも難しいことには変わりがありません。しかし、どんなプロジェクトにも成功はあります。

   成功の定義として筆者が最重要視するのは、ユーザが納得することです。この連載では、ユーザに納得してもらえるプロジェクト管理の実際を、現場で使える管理ツールとあわせて紹介します。


   この連載で紹介している「ツール」とはソフトウェアのことではない。考え方やまとめ方、見せ方、伝え方などのノウハウを、まさにツールのように活用するのである。実際に編集局でも参考にしている本連載。業務上の課題解決手法を、結佐・弁田の両氏から学んでもらいたい。


プロジェクトを管理するにはプロジェクト管理手法だけじゃだめ?

   巷に溢れるプロジェクト管理手法に関する記事。これらの記事の内容を活用するためには、実は「読むだけ」「知識を収集するだけ」では不十分だ。これらの教科書的な知識を実際に使えるものへと進化するためのきっかけを与えてくれるのが、この「『プロジェクト管理基盤』整備のススメ〜対症療法に陥らないために〜」だ。

「プロジェクト管理基盤」整備のススメ〜対症療法に陥らないために〜 「プロジェクト管理基盤」整備のススメ〜対症療法に陥らないために〜
第1回:プロジェクト管理基盤とは何か
著者:ウルシステムズ  本園 敏文
   「今度のプロジェクトマネージャーは立派な資格をもっているらしいぞ。やれやれ、これで今度のプロジェクトは大丈夫かな?」

   現場から遠ざかっている管理職や顧客によるこのような淡い期待は、多くの場合、簡単に裏切られてしまうのが実情です。

   確かに世の中には、先輩方による多大な努力の末にまとめられたプロジェクト管理のノウハウや知識体系があります。そしてその知識を習得していることを保証する、PMPなどのマネジメントの資格もあります。

   しかしその知識体系や資格がプロジェクトの成功を約束してくれることはありません。権威あるプロフェッショナルでも、現場での効果を保証してくれる知識やノウハウを提供することは難しいのです。

   プロジェクト管理はメジャーなテーマです。多くのノウハウが溢れています。しかし教科書どおりに進まないのは、皆さんよくご承知の通りです。プロジェクト管理には職人的な一面があり、体系的にまとめられたノウハウが現場ですぐに通用するとは限りません。

   これまで蓄積されてきた教科書的な知識を、いかに現場に役立つ本当の知識に変えていくか。本連載では、その基盤づくりのノウハウを提供していきたいと思います。


   いかに完成されたノウハウや知識も、その下準備ができていなければ場当たり的な対応を余儀なくされる。この連載を通じて、自分たちが持つポテンシャルを存分に発揮できるようになってほしい。

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