LifeKeeperのインフラとなるものは、基本的にIAサーバであるが、現在のLifeKeeper for Linuxのサポート対象プロセッサは、x86からEM64T、AMD64といった現在主流となっている64bit環境に加え、Itanium 2、POWERといった、Linuxが今後浸透すると予想される領域まで網羅している(詳しくはRelease Notesを参照していただきたい)。
アメリカではすでに発表になっているのだが、LifeKeeper for Windowsでは「LifeKeeper Protection Suite for SAP on Windows」というラインアップが追加され、WindowsサーバでのSAP R/3構築におけるトータルかつパーフェクトな堅牢システムを実現する。当製品は弊社にて近日販売開始する予定である。
図1:LifeKeeper Protection Suite for SAP on Windowsの構成例
LifeKeeperはすでにMicrosoft SQL Server 2000に対応しているが、近日中にMicrosoft SQL Server 2005のサポートを開始する予定である。MS SQL Server 2005の機能強化として、64bitに対応したことがあげられる。LifeKeeperにて64bitのサポートするかについては、今後の市場動向を踏まえ検討される予定である。