|
||||||||||||
| 1 2 3 4 次のページ | ||||||||||||
| Xenのインストール(Domain-U編) | ||||||||||||
|
前回は、XenのインストールとDomain-0(管理OS)の構築方法について解説してきました。 今回は続きとして、Xen上で動作するゲストOS「Domain-U」の構築方法を解説します。Xen環境で動作するゲストOSのことをDomain-Uといいます。 Domain-Uのドメイン番号は1以上でXenの管理権限は持ちません。なお、作業はすべて特権ユーザ「root」にて行います。 |
||||||||||||
| Domain-U用ルートパーティションの作成 | ||||||||||||
|
今回は、Domain-UのルートパーティションとなるディスクイメージをDomain-0のファイルシステム上に作成します。この他にディスクパーティションをDomain-Uに提供することも可能です。まず、ディスクイメージを作る前にDomain-U用のディレクトリを作成します(コマンド1参照)。 コマンド1:Domain-U用のディレクトリ作成
# mkdir -p /opt/xen/fc4-guest
ディレクトリができましたら、カレントディレクトリを/opt/xen/fc4-guestへ移動し、ddコマンドにてディスクイメージを作成します(コマンド2参照)。またルートパーティション(/)用に2GB確保しました。 コマンド2:ルートパーティション用ディスクイメージの作成
# cd /opt/xen/fc4-guest
ddコマンドで作成したディスクイメージをmkfsコマンドでフォーマットします(コマンド3参照)。今回はLinux ext3ファイルシステムで作成しました。 コマンド3:ルートパーティション用ファイルシステムの作成
# mkfs -t ext3 -F sda1.img
次に、tune2fsコマンドでfsckが頻繁に動かないようにチューニングします(コマンド4参照)。 コマンド4:ルートパーティション用ファイルシステムのチューニング
# tune2fs -c 0 sda1.img
|
||||||||||||
| Domain-U用スワップパーティションの作成 | ||||||||||||
|
ルートパーティションの他にスワップパーティションも用意したいと思います。同じくddコマンドにてディスイメージを作成します(コマンド5参照)。今回は256MB確保しました。 コマンド5:スワップパーティション用ディスクイメージの作成
# dd if=/dev/zero of=sda2.img bs=1M count=1 seek=256
スワップパーティションもフォーマット作業が必要です。フォーマットにはmkswapコマンドを使います(コマンド6参照)。
# mkswap sda2.img
|
||||||||||||
| Domain-U用ルートパーティションのマウント | ||||||||||||
|
先程、「Domain-U用ルートパーティションの作成」の項で作成したディスクイメージをループバックマウントします。今回はマウント先として/mnt/fc4-guestを作成し、そこへマウントしました。 コマンド7:Domain-U用ルートパーティションのマウント
# mkdir -p /mnt/fc4-guest
|
||||||||||||
|
1 2 3 4 次のページ |
||||||||||||
|
|
||||||||||||
|
|
||||||||||||
|
||||||||||||
|
|
||||||||||||
|
||||||||||||
|
|
||||||||||||
|
||||||||||||
|
|
||||||||||||
|
||||||||||||
|
|
||||||||||||
|
||||||||||||

