「MAX 26.6/Mojo 1.1.0」リリース ─ Mojoコンパイラーへの外部コントリビューションを受付
MAXは音楽生成に対応、Mojoでは型推論やコンパイル性能を改善
18:19
Modularは9月17日(現地時間)、AI開発・推論基盤「MAX 26.6」と、プログラミング言語「Mojo 1.1.0」をリリースした。
「MAX」は、生成AIモデルの構築、最適化、配備、推論サーバーの運用などに利用できるプラットフォーム。NVIDIAやAMDのGPUに対応し、OpenAI互換APIを利用してモデルを提供できる。MojoはMAXを支える基盤技術の一つとして開発されたプログラミング言語となる。
「Mojo」は、Pythonライクな構文と、静的型付け、値の所有権、トレイト、コンパイル時メタプログラミングなどのシステムプログラミング機能を組み合わせた言語。MLIRを基盤とするコンパイラにより、CPUからNVIDIA、AMD、Apple SiliconのGPUまで、異なるハードウェアを同じ言語で扱うことを目指している。
「MAX 26.6/Mojo 1.1.0」のハイライトは次の通り。
〇文脈から型を推論し、「DType.float64」を「.float64」と記述できる機能を追加
〇暗黙の型変換やt-stringを多用するコードのコンパイル時間を短縮
〇「List」の拡張処理を改善し、少量ずつ拡張した場合の二次的な処理時間を解消
〇クロージャーを実行時引数として渡す統一クロージャーへの移行を拡大
〇「String」「SIMD」「List」の一部APIを安定版として指定
〇旧式の「fn」「alias」「__comptime_assert」キーワードなどを削除
〇GPUプログラミング用の公開APIを「std.gpu」から「max.gpu」へ移行
〇Mojoコンパイラーへの外部コントリビューション受け付けを開始
〇MAXでMiniMax-Music3による44.1kHzステレオ音楽生成に対応
〇InklingやGLM-5.3を追加し、Kimi、Qwen、Gemma各系列への対応を拡大
〇MAXのHTTP要求サイズ制限と、外部メディア取得時のSSRF対策を追加
など。
MojoはLinux、Apple Silicon搭載Mac、WSL上のWindowsに対応する。Linuxではglibc 2.34以降が必要で、Ubuntu 22.04 LTS以降が公式にテストされている。
(川原 龍人/びぎねっと)
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リリースノート(Mojo 1.1.0)
リリースノート(MAX 26.6)
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