「Node.js 26.9.0」リリース ─ Web Workersとベンチマーク機能を試験導入

汎用MAC APIを追加、実験的なFFIやDTLS、仮想ファイルシステムも強化

9月22日 18:32

 Node.js Projectは9月16日(現地時間)、JavaScript実行環境「Node.js 26.9.0」をリリースした。

 「Node.js」は、Google Chromeなどで採用されているV8 JavaScriptエンジンを基盤とするオープンソースの実行環境。サーバーアプリケーションやWebアプリケーション、コマンドラインツールなどの開発に利用されている。

 「Node.js 26.9.0」はCurrent版の「Node.js 26」系列のアップデートリリース。暗号処理向けの汎用MAC API、組み込みベンチマークランナー、Web Workers、DTLSなどの新機能が追加されたほか、FFIや仮想ファイルシステム、パフォーマンス測定機能も強化された。ハイライトは以下の通り。
〇汎用的なメッセージ認証コードを扱う「crypto.createMac()」と「crypto.getMacs()」を追加
〇OpenSSLプロバイダーから暗号方式とハッシュ関数を検出できるように変更
〇実験的な「node」モジュールを標準で有効化
〇新しいベンチマークランナー「node」を追加
〇Histogramへ平均値の信頼区間を求める「meanCI」APIを追加
〇HistogramのデータをCBOR形式で入出力できるように変更
〇UDP通信を暗号化する実験的なDTLS APIを実装
〇仮想ファイルシステムをCommonJSとES Modulesのローダーへ統合
〇ブラウザー互換の実験的なWeb Workers APIを追加
〇組み込み環境でスナップショットを使わずコードキャッシュを供給可能に変更
〇HTTP/2の書き込みデッドロックやファイル監視、ストリーム処理などの問題を修正
など。

 Node.js 26.9.0は、Webサイトから入手できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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