「OpenBSD 8.0」リリース ─ 仮想マシンを最大64 vCPUへ拡張

RISC-Vのベクトル拡張、arm64の休止状態、Intel Arc GPUに対応

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 OpenBSD Projectは10月20日(現地時間)、同プロジェクトがリリースしているOpenBSDの最新版、「OpenBSD 8.0」をリリースした。

 「OpenBSD」は、セキュリティ、コードの正確性、標準への準拠を重視して開発されているOS。パケットフィルターのPFをはじめ、OpenSSH、LibreSSL、OpenSMTPDなどのソフトウェアもOpenBSD Projectの成果物。

 「OpenBSD 8.0」では、仮想化基盤のVMM/VMD、RISC-V、arm64、グラフィックス、無線LANなどの対応を強化した。「OpenSSH 10.6」と「LibreSSL 4.4.0」を収録し、PFやhttpd、iked、smtpdを含むネットワーク関連ソフトウェアにも多数の修正が加えられている。

 「OpenBSD 8.0」のハイライトは次の通り。
〇OpenSSH 10.6とLibreSSL 4.4.0を収録
〇VMM/VMDでゲスト仮想マシン当たり最大64 vCPUに対応
〇仮想マシンへx2APIC、MSI/MSI-X、チェックサムオフロードなどを追加
〇amd64カーネルの仮想アドレス空間を4GBから512GBへ拡大
〇Intel Arc AシリーズGPUをinteldrmドライバーでサポート
〇arm64で休止状態に対応
〇RISC-Vの「V」ベクトル拡張、AIA割り込みアーキテクチャ、Sstcタイマー拡張に対応
〇qwx/qwz無線LANドライバーで802.11nと40MHz幅への対応を追加
〇RPKI-To-Routerプロトコル用のrtrdと管理ツールrtrctlを追加
〇PFで細工されたTCPリセットによって接続状態が削除される問題などを修正
〇httpdで独自HTTPヘッダーに対応し、標準のTLS暗号設定を「secure」へ変更
〇Clang 22で動作しないloongsonアーキテクチャのサポートを終了
など。

 「OpenBSD 8.0」はamd64、arm64、i386、riscv64、powerpc64、sparc64など13種類のアーキテクチャに対応しており、Webサイトからダウンロードできる。 既存環境からのアップグレードはOpenBSD 7.9からのみサポートされ、通常は「sysupgrade」を利用する形となる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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OpenBSD 8.0

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