「jQuery」でWebゲーム「Color」を開発してみよう
第1回の今回は、「jQuery」を使用して「HTML5」+「CSS」+「JavaScript」によるWebゲーム「Color」を開発する解説をします。
2月18日 6:30
はじめに
今回から、図1のような「Colorゲーム」を様々なプログラミング言語を使って開発することで、そのプログラミング言語を簡単に学んでみようという連載を始めます。
Colorゲームについて
Colorゲームは「赤緑青の色ブロックをクリックしていくと背景色にその色が混ぜられるので、どんどんクリックして真っ白な背景にしていこう」という内容です。
先のURLにアセットとして画像ファイルのpngファイルとサウンドファイルのmp3ファイル、oggファイルが同梱された「color.zip」があるのでダウンロード(「Colorゲームのアセットをダウンロード」のリンク)しておいてください。アセットはテストでのみお使いください。言うまでもなく、色は赤緑青(RGB)の三原色で成り立っています。どんな色もこの三原色のそれぞれの明るさの組み合わせで表されます。
プログラミング言語について
第1回の今回は「jQuery」を使って開発します。jQueryは、HTML5をJavaScriptから簡単に操作できるようにするためのライブラリです。ややレガシーな存在ではありますが、現在でも広く利用されています。jQuery自身もJavaScriptで実装されています。
また、次回以降は「Python」「C/C++」「C#」「Visual Basic」「Rust」「Go」「Ruby」「Java」などのプログラミング言語や様々なライブラリでColorゲームを開発していきます。さまざまな言語で同じColorゲームを開発することで、各言語の特徴や違いなどを確認してみてください。
開発のために必要となる環境の準備
ゲーム開発を始める前に、今回必要となるブラウザと「Visual Studio Code」(以下、VS code)を準備します。VS Codeは今後も使うことがあると思いますので、この機会にインストールしておきましょう。
⚫︎ブラウザ
ColorゲームはWindowsなら「Edge」「Firefox」「Chrome」、macOSなら「Safari」「Firefox」「Chrome」、Linuxなら「Firefox」「Chrome」など、モダンなブラウザであればたいてい動きます。使い慣れたブラウザをお使いください。
⚫︎VS Codeの準備
こちらのURLからVS Codeをダウンロードしてインストールしてください。セットアップの手順は省略します。
VS CodeでHTMLファイルを作成しよう
次に「index.html」ファイルを新規作成します。次の最小限のサンプルコードをコーディングして、index.htmlファイルをブラウザで起動します。タイトル画像が左上に表示されましたね。HTML5の文法については「WebGPUではじめる3DCGアニメーション入門」の第2回を参考にしてください。
画像フォルダとサウンドフォルダ、cssフォルダ、jsフォルダの階層図は次のようになります。「images」フォルダの画像と「sounds」フォルダのサウンドは今後も使い回します。
colorフォルダ
┠cssフォルダ(スタイルシートフォルダ)
┃┗pc.cssファイル(メインのスタイルシート)
┠imagesフォルダ(画像フォルダ)
┃┠0.pngファイル(赤の色ブロック画像)
┃┠1.pngファイル(緑の色ブロック画像)
┃┠2.pngファイル(青の色ブロック画像)
┃┠GameOver.pngファイル(ゲームオーバー画像)
┃┠StageClear.pngファイル(ステージクリア画像)
┃┗Title.pngファイル(タイトル画像)
┠jsフォルダ(JavaScriptフォルダ)
┃┠color.jsファイル(色ブロッククラスのJavaScriptファイル)
┃┗main.jsファイル(メインJavaScriptファイル)
┠soundsフォルダ(サウンドフォルダ)
┃┠GameOver.mp3ファイル(ゲームオーバーサウンド)
┃┠GameOver.oggファイル(ゲームオーバーサウンド)
┃┠GameStart.mp3ファイル(ゲームスタートサウンド)
┃┠GameStart.oggファイル(ゲームスタートサウンド)
┃┠Mix.mp3ファイル(色が混ざる時のサウンド)
┃┠Mix.oggファイル(色が混ざる時のサウンド)
┃┠StageClear.mp3ファイル(ステージクリアーサウンド)
┃┗StageClear.oggファイル(ステージクリアーサウンド)
┗index.htmlファイル(トップページ)・サンプルコード「index.html」ファイル<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<TITLE>カラーゲーム「Color」</TITLE>
</head>
<body>
<h1><img src="images/Title.png" /></h1>
</body>
</html>「情報の共通テストが必修になる」と聞いたとき、ちょっと嬉しかったです。なぜなら「筆者のプログラミング入門書も売れるか」と期待したからです。でも他の科目でも参考書を買わない人ばかりなのに、よく考えたらプログラミング入門書も買わないかもしれない、と気づきました…。
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