「Samba 4.25.0」リリース ─ SMB3 Persistent Handlesを実験導入
クラスターワイドの帯域制御やCeph RGW向けVFSを追加、Kerberosの既定暗号もAESへ
9月25日 10:54
Samba Teamは9月24日(現地時間)、オープンソースのファイル/プリント共有ソフトウェア「Samba 4.25.0」をリリースした。Samba 4.25系列で最初の安定版となる。
Sambaは、Windowsで利用されるSMBプロトコルやActive Directory関連プロトコルをオープンソースで実装したソフトウェア。LinuxやUnix系OSとWindowsとのファイル共有に加え、Active Directory互換のドメインコントローラやクラスターファイルサーバとして利用できる。
Samba 4.25.0では、サーバ停止後もクライアントがファイルハンドルを維持したまま再接続できるSMB3 Persistent Handlesを実験的に導入した。また、クラスター全体を対象とする帯域制御、Ceph Object Gateway向けVFSモジュール、クラスターの段階的な更新を支援する機能レベルなどが追加されている。
Samba 4.25.0のハイライトは次の通り。
〇SMB3 Persistent Handlesを実験的にサポート
〇Persistent Handlesの耐障害性と性能を選択する「persistent handles durability」を追加
〇「vfs_aio_ratelimit」の帯域制限をクラスター全体で調整可能に変更
〇帯域制限を集約するノード単位のデーモン「ratelimitd」を追加
〇Ceph Object GatewayのバケットをSMB共有として公開する「vfs_ceph_rgw」を追加
〇JSON監査ログの行頭にあった空白を削除し、埋め込まれた改行を空白へ変換
〇Kerberosで使用するドメインの既定暗号方式をAESへ変更
〇CTDBのロック、PIDファイル、ソケットの保存場所をSambaの設定先に統合
〇CTDBでDNSサーバーなどのインフラストラクチャーホストを監視可能に変更
〇クラスター機能レベル1.0と「net clusterlevel」サブコマンドを追加
〇「getwd cache」を削除し、「allow dcerpc auth level connect」を非推奨化
など。
「Samba 4.25.0」は、Webサイトから入手できる。
(川原 龍人/びぎねっと)
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リリースノート
日本Sambaユーザー会
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