「WUD 9.0.0」リリース ─ コンテナイメージ更新監視ツール
最新版9.1.0ではKubernetes、Docker Swarm、Nomadの監視にも対応
9月25日 12:48
WUD Projectは9月11日(現地時間)、コンテナイメージの更新を監視・自動化するオープンソースソフトウェア「WUD 9.0.0」をリリースした。
「WUD」は、「What's Up Docker?」の略称。稼働中のコンテナとコンテナレジストリーを定期的に確認し、新しいイメージやタグを検出する。セマンティックバージョニングやダイジェストを基に更新を判定し、各種通知サービスへの通知やコンテナの自動更新を実行できる。
「WUD 9.0.0」では、永続化層をLokiJSからSQLiteへ移行したほか、ロールベースのアクセス制御やユーザー管理、個人用APIトークンを導入した。匿名アクセスは廃止され、管理者アカウントの設定が必須となっている。
「WUD 9.0.0」のハイライトは次の通り。
〇永続化層をLokiJSからSQLiteとDrizzle ORMへ移行
〇管理者、読み書き、読み取り専用の3種類のロールを追加
〇Web UIからユーザー、ロール、パスワードを管理可能に変更
〇読み取り/書き込みスコープと有効期限を設定できる個人用APIトークンを追加
〇OIDCのグループ情報を利用したユーザー登録とロール同期に対応
〇ユーザープロファイルからパスワードやテーマ、APIトークンを管理可能に変更
〇ロガーをBunyanからPinoへ移行し、Web UIにリアルタイムログ表示を追加
〇REST APIをOpenAPI仕様に基づく設計へ移行し、対話型リファレンスを追加
〇Docker Composeのスタック/プロジェクト名を表示・検索可能に変更
〇Home AssistantのMQTT連携を更新エンティティやインストール操作に対応
〇Docker Hardened Imagesのレジストリー「dhi.io」をサポート
など。
また、「WUD 9.0.0」の公開後、認証やデータ検索などを修正した「9.0.2」が公開され、9月22日には「WUD 9.1.0」が公開された。「WUD 9.1.0」では、Dockerに加えて、KubernetesのDeployment、StatefulSet、DaemonSet、CronJob、Docker Swarm、HashiCorp Nomadを監視可能となった。このほか、更新の一時停止、更新実行までの待機時間、手動更新ボタン、ヘルパーコンテナを利用したWUD自身の更新機能なども追加されている。
「WUD」は、Webサイトから入手できる。
(川原 龍人/びぎねっと)
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