「GNOME 50.6」リリース ─ GNOME ShellやMutterの不具合を修正

クイック設定によるダイレクトスキャンアウト阻害や画面回転、Nautilusの表示問題に対応

15:38

 GNOME.orgは10月17日(現地時間)、デスクトップ環境「GNOME 50.6」をリリースした。

 「GNOME」は、LinuxなどのUnix系OSで利用されるオープンソースのデスクトップ環境。デスクトップシェル、ウィンドウ管理、システム設定、標準アプリケーションに加え、GTKやGLibなどのアプリケーション開発基盤も提供する。

 「GNOME 50.6」は、GNOME 50を採用している環境向けのアップデートリリース。GNOME Shell、Mutter、Nautilus、GLib、Orca、libgsfの6モジュールが更新された。

 「GNOME 50.6」のハイライトは次の通り。
〇GLibを2.88.4へ更新し、複数のセキュリティ修正をバックポート
〇クイック設定を表示するとダイレクトスキャンアウトが妨げられる問題を修正
〇右から左へ記述する言語でワークスペースのサムネイル位置がずれる問題を修正
〇完全なグレースケール表示でカラーフィルターが正しく適用されない問題を修正
〇ドライブの切断後もマウント通知が閉じられない問題を修正
〇GNOME Shellの複数のメモリーリークを修正
〇Mutterを50.6へ更新し、モバイル端末の自動画面回転を修正
〇ディスプレイ構成変更後の「workspaces-only-on-primary」の適用を修正
〇Nautilusを50.4へ更新し、書き込み不可表示やプロパティ画面の問題を修正
〇Orcaのオブジェクトナビゲーターでクリック時に例外が発生する問題を修正
など。

 「GNOME 50.6」は、GitHubから入手できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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