「Samba 4.25.1」リリース ─ Ceph RGWモジュールのアクセス制御回避を修正

CTDBや大文字・小文字を扱うファイル操作、macOS/i686ビルドなど13件に対応

2:18

 Samba Teamは10月23日(現地時間)、オープンソースのファイル/プリント共有ソフトウェア「Samba 4.25.1」をリリースした。

 「Samba 4.25.1」は、Samba 4.25系列の最新安定版となるポイントリリース。ハイライトは次の通り。
〇vfs_ceph_rgwで大文字・小文字を区別しないファイルオープン時にアクセス制御を回避できる問題を修正(CVE-2026-109411)
〇CTDBで「インターフェース名@リンク名」形式のデバイスから実際のインターフェース名を取得できない問題を修正
〇CTDBのデータベース操作が誤ったノードに対して実行される問題を修正
〇クラスターロックを失ったノードがリカバリーを試み、禁止状態になる問題を修正
〇smbdの動的インターフェース対応における競合状態を修正
〇大文字・小文字だけが異なるファイルへReplaceIfExists付きで名前を変更すると、置換されず重複する問題を修正
〇「vfs_acl_xattr」がサイズ0のflistxattr問い合わせでクラッシュする問題を修正
〇CTDB利用時にPythonの「smbconf transaction_start()」でtallocスタックフレームが不足する問題を修正
〇macOSおよびLinux i686で発生するビルドエラーを修正
〇すべてのバックエンドログがグローバルの「log level」設定に従うように修正
〇「fruit:time machine max size」に小数を指定すると設定が無視される問題を修正
など。

 CVE-2026-109411は、vfs_ceph_rgwで大文字・小文字を区別しないファイルオープンを処理する際、アクセス制御を回避できる問題。脆弱性の影響を受けるのはSamba 4.25.0でvfs_ceph_rgwを利用している場合。該当環境では4.25.1への早期更新が推奨される。

 「Samba 4.25.1」は、Webサイトから入手できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

[関連リンク]
リリースノート

人気記事トップ10

人気記事ランキングをもっと見る

企画広告も役立つ情報バッチリ! Sponsored