「Windows Subsystem for Linux」が「systemd」をサポート

Microsoftは9月21日(現地時間)、「Windows Subsystem for Linux」(WSL)ディストリビューションで「systemd」が利用できるようになったと発表した。

　「systemd」は、「init」の代替として、Linuxにおいてアプリケーションなどの初期化、管理、設定を担うツール。今回、「WSL」で「systemd」をサポートするに当たって、アーキテクチャの変更を施した。この変更によって、systemdに依存するLinuxアプリケーションを「WSL」で利用できるようになった。

　systemdを利用するためには、Microsoft Storeにおいて提供されている「WSL v0.67.6」以降が必要となる。また、systemdは初期状態では無効になっており、利用するには「/etc/wsl.conf」に設定を施す必要がある。

(川原 龍人/びぎねっと)

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